
「骨密度が低いと言われたけれど、どう治療すればいいの?」
「骨粗鬆症のお薬としてエディロールを出されたけれど、どんな薬?」
そんな疑問をお持ちの方によく処方されるのが、エディロール(エルデカルシトール)というお薬です。骨を丈夫にして骨折を防ぐお薬ですが、カルシウムの数値を管理しながら安全に飲むための大切なルールがいくつかあります。
この記事では、エディロールの効果や正しい飲み方、注意すべき副作用や飲み合わせについて、医師が詳しく解説します。
目次
エディロールとは?効果は?
エディロールは、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に使われるお薬です。
有効成分は「エルデカルシトール」という活性型ビタミンD3誘導体で、体内でカルシウムの吸収を助け、骨を壊す働きを抑えることで、骨の強度を高めて骨折を予防してくれます。
エディロールの種類(剤型)
エディロールには、カプセル剤と錠剤の2種類があり、さらにそれぞれ2つの用量(強さ)があります。ご自身の飲みやすさや症状に合わせて医師が選択します。
- エディロールカプセル0.5μg:茶白色で不透明の、丸い形(球形)の軟カプセルです。
- エディロールカプセル0.75μg:茶褐色で透明感のある、丸い形(球形)の軟カプセルです。
- エディロール錠0.5μg:白色の丸い錠剤です。
- エディロール錠0.75μg:白色の丸い錠剤で、半分に割れる線(割線)が入っています。
エディロールの成分
有効成分は「エルデカルシトール」です。
もともと人間の体にあるビタミンDをさらにパワーアップさせたような成分です。
特に「骨の健康を守る力」が強化されています。

エディロールの効果
主な効果は、骨密度の増加と骨折の抑制です。
骨の新陳代謝のバランスを整え、骨がスカスカになるのを防ぐ効果があります。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
- 骨粗鬆症:加齢や閉経などで骨がもろくなっている状態の治療に使用します。
エディロールはオンライン診療で出せる?
「骨粗鬆症の治療は長く続くので、毎回の通院が大変」 「足腰が弱くなっていて、病院の待ち時間が負担に感じる」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
エディロールカプセルのようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
エディロールカプセルに関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「定期的なお薬の受け取りを楽にしたい方」や「お薬が切れそうなのに時間が取れないとき」などに、オンライン診療は非常に便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
エディロールの使い方(用法・用量)
通常、成人は1日1回、0.75μgを服用します。 ただし、症状や体質(血中カルシウム値など)に応じて、お薬を減量するために0.5μgを使用し、状態をみながら0.75μgへ増量することがあります。
なお、0.5μgでの骨折予防効果は確立していないため、漫然と使用を続けることは推奨されていません。
毎日決まった時間に飲むのが理想的です。 必ず医師の指示に従って服用してください。
エディロールの副作用
主な副作用
以下の副作用は特に注意が必要です。
- 高カルシウム血症:血液中のカルシウムが増えすぎてしまうことで、口の渇き、食欲不振、吐き気、体がだるいなどの症状が現れることがあります。
- 急性腎障害:腎臓の働きが急激に悪くなることがあります。尿の量や色の変化、むくみなどに注意が必要です。
- 尿路結石:尿の通り道に石ができることがあります。腰や背中の強い痛み、血尿などが見られます。
副作用が出たときの対処法
高カルシウム血症や腎機能への影響を防ぐため、定期的に血液検査を行い、数値をこまめに確認することが重要です。 検査結果を見ながら、お薬の量を調整することで安全に続けることができます。
「やけに喉が渇く」 「胃がムカムカする」 「腰や背中のあたりが強く痛む」 「尿の量や色がいつもと違う」といった違群を感じた場合は、自己判断せず早めに医師へ相談しましょう。
エディロールの注意事項(禁忌)
使用に注意が必要な方
服用してはいけない方(禁忌)
- 妊婦、または妊娠している可能性のある女性、授乳中の方(禁忌)
- 本剤の成分に対しアレルギー症状(発疹や痒みなど)が出たことがある方(禁忌)
特に注意して使う方(慎重投与)
- 高カルシウム血症のおそれがある方:もともと数値が高い方は慎重に判断します。
- 腎機能が低下している方:お薬の排泄に影響が出るため、こまめな検査が必要です。
- 尿路結石のある方:結石を助長する可能性があるため注意します。
併用に注意が必要な薬
- ビタミンD製剤およびその誘導体:作用が重なり、高カルシウム血症などの副作用が出やすくなります。
- PTH製剤(テリパラチド等):血中カルシウム濃度が上がる可能性があります。
- カルシウム製剤(サプリメントなど):カルシウムを摂りすぎると、高カルシウム血症のリスクが高まります。
- マグネシウム含有製剤(酸化マグネシウムなど):便秘薬などに含まれ、高マグネシウム血症を起こすおそれがあります。
- ジギタリス製剤:心臓のお薬を飲んでいる方は、高カルシウム血症に伴って不整脈などの副作用が出やすくなるため注意が必要です。
生活上の注意(使用上の注意)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定期的な検査 | 血中カルシウム値や腎機能を確認するため、定期的な採血・尿検査等が必要です。 |
| 過剰摂取に注意 | カルシウムやビタミンDのサプリメントを併用する際は必ず相談してください。 |
| 症状の変化 | 口の渇きや吐き気、だるさが続くときは、すぐに受診しましょう。 |
保管方法
室温で保管してください。 直射日光や湿気を避け、お子様の手の届かない涼しい場所に保管してください。
飲み忘れたら?
飲み忘れたことに気づいたときは、その回は1回とばして、次の決められた時間に1回分を飲んでください。 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。(高カルシウム血症のリスクを高めるため)
ウチカラクリニックのオンライン診療でも、定期通院をはじめとしたお薬の処方も行っています。
気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております。
エディロールに市販薬はある?値段は?
市販薬
エディロールカプセルと同じ成分(エルデカルシトール)を含む市販薬はありません。
医師の診察と処方箋が必要なお薬です。
ジェネリック
エディロールカプセルのジェネリック医薬品(後発品)は発売されています。
「エルデカルシトールカプセル」「エルデカルシトール錠」という名称で、多くのメーカーから提供されています。
薬価
時期や規格によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。
| 薬剤名 | 区分 | 薬価(1錠あたり) | 3割負担の目安 |
|---|---|---|---|
| エディロール 0.5μg | 先発 | 28.4円 | 約8.5円 |
| エルデカルシトール 0.5μg | 後発 | 約12.4〜13.1円 | 約3.7〜3.9円 |
| エディロール 0.75μg | 先発 | 41.0円 | 約12.3円 |
| エルデカルシトール 0.75μg | 後発 | 約17.8〜19.3円 | 約5.3〜5.8円 |
※2026年1月現在。薬価は改定などで変わる可能性があります。
※実際の窓口負担は診察料・調剤料などが加算されます。
添付文書
エディロールカプセル0.5μg/エディロールカプセル0.75μg
エルデカルシトールカプセル0.5μg/エルデカルシトールカプセル0.75μg
よくある質問(FAQ)
Q.妊婦・授乳中でも使えますか?
使用できません(禁忌です)。 胎児や乳児への影響が懸念されるため、妊婦や妊娠している可能性のある女性は服用できません。また、妊娠する可能性のある女性は、使用前に問診や妊娠検査を行い、使用中および使用終了後2週間は確実な避妊を行う必要があります。
授乳中の方も、本剤服用中は授乳を避けてください。
Q.子どもでも使えますか?
子供の骨粗鬆症は非常に稀であり、小児を対象とした臨床試験は行われていないため、通常は使用されません。
Q.運転はできますか?
強い眠気などは代表的な副作用ではありませんが、「めまい(浮動性めまい)」などが起こることがあります。めまいやふらつきなど体調の変化を感じた場合は、車の運転や危険を伴う機械の操作は控えるようにしてください。
Q.いつから効き始めますか?
骨密度を高めるお薬ですので、飲んですぐに効果を実感できるものではありません。一般的には、半年から1年以上の継続的な服用によって、検査数値の改善や骨折予防の効果が期待できます。
Q.お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?
適量であれば直接的な相互作用はありませんが、過度な飲酒は転倒のリスクを高め、骨折の原因になります。また、アルコールの分解でビタミンDの代謝に影響が出ることもあるため、ほどほどにしましょう。
まとめ
エディロールは、骨粗鬆症の治療において非常に心強いお薬です。飲みやすい錠剤タイプも登場し、より続けやすくなりました。 定期的な検査を受けながら正しく服用すれば、骨を強くし、将来の寝たきりの原因となる骨折を効果的に防ぐことができます。
「骨密度の低下を指摘されたけれど、通院が面倒で放置している」 「自分に合った骨のお薬を相談したい」
そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。
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