ケフラール/ケフラールカプセルの効果・副作用を解説!【医師監修】

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「喉の痛みや腫れがひどくてつらい」
「細菌の感染症と言われてケフラールを処方されたけれど、どんな薬?」

そんな方によく処方されるのが、細菌を退治する抗生物質のケフラールです。
この記事では、ケフラールの具体的な効果や副作用、服用時の注意点について、医師が詳しく解説します。

 

主な診療科目:一般内科、皮膚科、小児科、婦人科、アレルギー外来など

 

ケフラールとは?効果は?

ケフラールは、セフェム系と呼ばれるグループに分類される抗生物質です。
細菌の細胞壁(外側の殻)ができるのを邪魔することで、細菌を死滅させる働きがあります。
セファクロルは、医師が細菌感染を疑い、適応があると判断した場合に使用される抗菌薬です。

ケフラールの種類(剤型)

ケフラールには、患者さんの年齢や状態に合わせていくつかの種類があります。

  • カプセル
    • 大人向けに最も一般的に処方されるタイプです。
  • L-顆粒
    • 効果が長く続くように工夫されたタイプです。
    • 1日2回の服用で済むため、飲み忘れを防ぎたい方や、カプセルが苦手な方に適しています。
  • 細粒
    • 粉薬のタイプです。
    • 小さなお子様やカプセルが苦手な方でも飲みやすいよう調整されています。

ケフラールの成分

有効成分はセファクロルです。
第2世代セフェム系の経口抗菌薬で、細菌の細胞壁合成を阻害して殺菌的に作用します。

 

ケフラールの効果

ケフラールは、細菌が原因で起こる以下のような症状の改善に効果があります。

  • 呼吸器の感染
    • 扁桃炎、咽頭炎、気管支炎、肺炎など。
  • 皮膚の感染
    • おでき、とびひ、蜂窩織炎(ほうかしきえん)など。
  • 泌尿器の感染
    • 膀胱炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)など。
  • 耳鼻科・歯科の感染
    • 中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎など。

 

どんなときに使う?(適応疾患・部位)

  • 喉の痛み、咳、鼻水といった呼吸器症状。
  • 皮膚の赤みや腫れ。
  • 排尿時の痛みなど。


原因となる細菌がセファクロルに感受性(効き目)がある場合に幅広く使用されます。

 

ケフラールはオンライン診療で出せる?

「定期的にお薬が必要だけど、仕事が忙しくて通院の時間がとれない」
「感染症が流行っている時期に、病院の待合室で長く待ちたくない」

そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。

ケフラールのようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。

ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。

ウチカラクリニックでも、
ケフラールに関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。

特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。

 

ケフラールの使い方(用法・用量)

  • カプセル・細粒
    • 通常、成人は1回250mgを1日3回服用します。
  • L-顆粒
    • 通常、成人は1回375mgを1日2回服用します。
  • ポイント:
    • 自己判断で中断すると、治療が不十分になったり、症状がぶり返したりすることがあります。
  • ※必ず医師に指示された量を守ってください。

 

ケフラールの副作用

主な副作用

一般的な副作用

  • 悪心、下痢、腹痛
  • 発疹
  • AST上昇、ALT上昇
  • 蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱等

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー
  • 急性腎障害
  • 汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少
  • 偽膜性大腸炎
  • 中毒性表皮壊死融解症皮膚粘膜眼症候群
  • 間質性肺炎、PIE症候群
  • 肝機能障害、黄疸
  • 溶血性貧血

 

副作用が出たときの対処法

最も多いのは下痢や軟便です。
これは、お薬が病気の原因菌だけでなく、お腹の中にいる「良い菌(善玉菌)」も一緒に減らしてしまうために起こります。

もし、薬を飲んですぐに激しいかゆみが出たり、息苦しさを感じたりした場合は、アレルギー反応(アナフィラキシー)の可能性もあります。
その場合はすぐに服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。

 

ケフラールの注意事項(禁忌)

使用に注意が必要な方

服用してはいけない方(禁忌)

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

特に注意して使う方(慎重投与)

  • セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
  • ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
  • 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者
  • 高度の腎障害のある患者
  • 妊婦、授乳婦
  • 高齢者

 

併用に注意が必要な薬

併用禁忌

「併用禁忌」に該当する薬剤はありません

併用に注意が必要な薬

  • ワルファリン(血液をサラサラにする薬)
    • 抗生物質の影響でワルファリンの効果が強まりすぎてしまうことがあります。
  • 制酸剤(アルミニウムやマグネシウムを含む胃薬)
    • ケフラールの吸収を少し遅らせる可能性があります。

 

生活上の注意(使用上の注意)

項目内容
最後まで飲み切る症状が消えても、体内の菌を全滅させるために処方分は飲み切りましょう。
体調の変化をチェック激しい下痢や血便が出た場合は、偽膜性大腸炎の恐れがあるためすぐに受診してください。
検査への影響尿糖検査などで、実際には糖が出ていないのに「陽性」と判定されることがあります。

 

保管方法

直射日光や高温多湿を避け、子どもの手の届かない涼しい場所で保管してください。

 

飲み忘れたら?

気づいたときにすぐ1回分を飲んでください。
ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まずに1回飛ばしてください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

 

ウチカラクリニックのオンライン診療でも、お薬の処方も行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております。

ケフラールに市販薬はある?値段は?

市販薬

現在、ケフラールと同じ成分(セファクロル)を含む市販薬はありません。
抗生物質は乱用すると「薬剤耐性菌」を生むリスクがあるため、医師の診察と処方が必要なお薬です。

 

ジェネリック

「セファクロルカプセル」などの名称でジェネリック医薬品(後発品)が発売されています。
成分や効果は先発品と同等で、お薬代を抑えることができます。

 

薬価

時期や規格によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。

薬剤名区分薬価3割負担の目安
ケフラールカプセル250mg先発54.7円/カプセル約16.4円
L-ケフラール顆粒先発158.1円/包約47.4円
ケフラール細粒小児用100mg先発44.3円/g約13.3円
セファクロル細粒10%「日医工」後発44.3円/g約13.3円/g
セファクロル細粒20%「日医工」後発19.6円/g約5.9円/g

※2026年4月現在。価格は改定などで変わる可能性があります。

 

添付文書

よくある質問(FAQ)

Q.妊婦・授乳中でも使えますか?

医師が必要と判断した場合は使用可能です。
胎児や乳児への影響は極めて低いと考えられています。

Q.子どもでも使えますか?

はい、細粒やL-顆粒があり、小児科でもよく処方されるお薬です。

Q.運転しても大丈夫ですか?

基本的には運転は可能です。
ただし、体調に不安があるときは控えましょう。

Q.いつから効き始めますか?

服用後、約30分〜1時間で血液中の濃度がピークに達します。
早ければ1日〜数日で症状の改善を感じることが多いです。

Q. お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?

直接的な相互作用は少ないです。
しかし、感染症で体が弱っている際のお酒は回復を遅らせるため、治療中は控えましょう。

 

まとめ

ケフラールは、さまざまな細菌感染症に効果を発揮する頼りになるお薬です。
1日3回のカプセルだけでなく、1日2回の顆粒タイプなどもあり、ライフスタイルに合わせた選択も可能です。

「喉の痛みがひどい」「忙しくて受診できない」

そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。

  • スマホやPCがあれば、全国どこからでも受診可能
  • 対面診療と料金は変わらず、安心してご利用いただけます
  • お忙しい方でも安心の年中無休で診療
  • 処方された薬は郵送、またはお近くの薬局で受け取り可能

通院の手間なく、ご自宅から医師の診察を受け、症状に合った適切なお薬を処方してもらうことが可能です。つらい症状にお悩みの方は、ぜひお気軽にウチカラクリニックにご相談ください。

 

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※医師の判断で希望のお薬が処方できない場合があります。

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ウチカラクリニック代表医師

経歴

東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。