バルサルタンの効果・副作用を解説!【医師監修】

エクメット配合錠

 

「健康診断で血圧が高いと言われてしまった」
「血圧の薬を飲み始めたいけれど、一生飲み続けなきゃいけないの?」

そんなお悩みや疑問をお持ちの方によく処方されるのがバルサルタンです。
この記事では、バルサルタンの効果や副作用、飲み合わせの注意点について、医師が詳しく解説します。

 

主な診療科目:一般内科、皮膚科、小児科、婦人科、アレルギー外来など

 

バルサルタンとは?効果は?

バルサルタンはARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)と呼ばれるグループに分類されます。
血圧を下げるお薬(降圧薬)です。

バルサルタンの種類(剤型)

バルサルタンは、主に錠剤として処方されます。

  • 主に錠剤として処方されます。
    • 大きさも比較的小さく、表面がコーティングされています。
    • お薬特有の苦味を感じにくく飲みやすいのが特徴です。

バルサルタンの成分

有効成分は「バルサルタン」です。

バルサルタンの効果

主な効果は、高くなった血圧を下げて正常な範囲に近づけることです。

  • 主な効果は、高くなった血圧を下げて正常な範囲に近づけることです。
  • 体内で血圧を上昇させる「アンジオテンシンII」という物質が、受容体と結びつくのを邪魔する働きがあります。

どんなときに使う?(適応疾患・部位)

  • 高血圧症

 

バルサルタンはオンライン診療で出せる?

「血圧の薬をもらうためだけに、毎回長い待ち時間を耐えるのがつらい」
「仕事が忙しくて、平日に病院へ行く時間がとれない」

そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。

バルサルタンのようなお薬も、対面診療で状態が評価され、病状が安定しており、継続的なフォロー体制がある場合には、再診の一部をオンライン診療で行えることがあります。

ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。

ウチカラクリニックでも、
バルサルタンに関するご相談、お薬の処方をオンライン診療にて承っております。

特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。

 

バルサルタンの使い方(用法・用量)

通常、成人は1日1回 40〜80mgを服用します。
症状や年齢に合わせて、医師が1日最大160mgまで調整することがあります。

 

バルサルタンの副作用

主な副作用

一般的な副作用

  • 発疹、そう痒
  • めまい、頭痛
  • 白血球減少、好酸球増多、貧血
  • 低血圧、動悸
  • 嘔気、腹痛
  • AST、ALT、LDH、ALP、ビリルビン値の上昇
  • 咳嗽
  • 血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇
  • 血清カリウム値上昇
  • けん怠感、浮腫、CK上昇

重大な副作用

  • 血管性浮腫
  • 肝炎
  • 腎不全
  • 高カリウム血症
  • ショック、失神、意識消失
  • 無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
  • 間質性肺炎
  • 低血糖
  • 横紋筋融解症
  • 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑
  • 天疱瘡、類天疱瘡

 

副作用への対処法

飲み始めや用量を増やした直後は、血圧の変化により、立ち上がったときにクラッとする「立ちくらみ」が起こりやすくなります。
急に立ち上がらず、ゆっくりと動作を行うようにしましょう。

もし、発疹がひどい場合や、顔や唇が腫れるといったアレルギー症状、あるいは強い倦怠感(腎機能やカリウム値の変化のサイン)を感じた場合は、服用を中止してすぐに医師に相談してください。

 

バルサルタンの注意事項(禁忌)

使用に注意が必要な方

使ってはいけない方(禁忌)

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
  • アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者
    (ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)

特に注意して使う方(慎重投与)

  • 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者
  • 高カリウム血症の患者
  • 脳血管障害のある患者
  • 厳重な減塩療法中の患者
  • 腎機能障害患者
    • 重篤な腎機能障害(血清クレアチニン値が3.0mg/dL以上)のある患者
    • 血液透析中の患者
  • 肝機能障害患者
  • 生殖能を有する者
  • 妊婦
  • 授乳婦
  • 小児等
  • 高齢者

併用に注意が必要な薬

併用禁忌

  • アエイスキレンフマル塩酸塩
    • 糖尿病患者に使用する場合。
    • ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。

 

併用注意

  • アエイスキレンフマル塩酸塩
  • アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害
  • 利尿降圧剤
  • カリウム保持性利尿剤
  • カリウム補給製剤
  • ドロスピレノン・エチニルエストラジオール 
  • シクロスポリン 
  • トリメトプリム含有製剤
  • 非ステロイド性抗炎症薬
  • ビキサロマー
  • リチウム

生活上の注意(使用上の注意)

項目内容
車の運転血圧の変化でめまいやふらつきが出ることがあるため、慣れるまでは注意しましょう。
家庭血圧の測定お薬の効果を確認するため、毎日決まった時間に血圧を測り記録しましょう。
食事の減塩薬だけでなく、減塩を中心とした食生活の見直しを並行するとより効果的です。
グレープフルーツ降圧薬の種類によっては注意が必要ですが、バルサルタンは基本的に影響を受けません。

 

保管方法

直射日光や高温多湿を避け、室温で保管してください。
小さなお子様の手の届かない場所に置いてください。

飲み忘れたら?

飲み忘れに気づいた時点で、なるべく早く1回分を飲んでください。
ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飛ばして、次の決まった時間に1回分だけを飲んでください。

絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

 

ウチカラクリニックのオンライン診療でも、お薬の処方も行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております。

バルサルタンに市販薬はある?値段は?

市販薬

現在、バルサルタンと同じ成分を含む市販薬は販売されていません。
高血圧の治療には、医師による診断と定期的な処方が必要です。

ジェネリック

バルサルタンは、先発医薬品名「ディオバン」のジェネリック医薬品として広く普及しています。
成分や効果は先発品と同等で、お薬代を抑えることができます。

薬価

時期や規格によって金額は変わってきますが、2026年4月現在の目安は以下の通りです。

薬剤名区分薬価(1錠あたり)3割負担の目安
バルサルタン錠40mg「各社」後発10.1円/錠約3円
バルサルタン錠80mg「各社」後発12.2円/錠約4円
ディオバン錠40mg先発13.5円/錠約4円
ディオバン錠80mg先発18.3円/錠約5円

※3割負担は薬剤料のみの単純計算です。実際は調剤料・診察料などが加わります。

添付文書

バルサルタン錠20mg「日医工」/バルサルタン錠40mg「日医工」/バルサルタン錠80mg「日医工」/バルサルタン錠160mg「日医工」
ディオバン錠20mg/ディオバン錠40mg/ディオバン錠80mg/ディオバン錠160mg

 

よくある質問(FAQ)

Q. 妊娠中・授乳中でも使えますか?

妊娠中の方、または妊娠している可能性がある方は使用できません。
お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあります。
授乳中の方も、服用を避けるか、服用する場合は授乳を中止する必要があります。
必ず医師に相談してください。

Q.小児(子供)でも使えますか?

6歳以上の小児の高血圧に対して使用されることがありますが、用量は体重に合わせて細かく調整する必要があります。
専門医の指導のもとで使用します。

Q.運転しても大丈夫ですか?

血圧が下がることで、めまいやふらつき、眠気を感じることがあります。
特に飲み始めや量を増やしたときは、車の運転や高い所での作業には十分注意してください。

Q.いつから効き始めますか?

服用後、約1〜2時間で血中濃度が最大になり、血圧が下がり始めます。
ただし、安定した降圧効果(体が薬に慣れて血圧が落ち着く状態)が得られるまでには、毎日飲み続けて2〜4週間ほどかかるのが一般的です。

Q.お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?

お酒を飲むと血管が広がり、一時的に血圧が下がりやすくなります。
バルサルタンと一緒に飲むと、めまいや立ちくらみが強く出ることがあるため、飲酒は控えるか、適量を守るようにしましょう。

まとめ

バルサルタンは、血圧を上げる物質をブロックすることで、無理なく血圧を下げるお薬です。副作用も比較的少なく、長期的な治療に適していますが、妊娠中の方には使えないといった重要な注意点もあります。

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そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。

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  • お忙しい方でも安心の年中無休で診療
  • 処方された薬は郵送、またはお近くの薬局で受け取り可能

心身の不調の治療は、お一人おひとりの症状や生活スタイルに合わせてお薬を調整することが大切です。
通院の手間なく、ご自宅からリラックスして医師に相談できますので、継続的なお薬の処方が必要な方は、どうぞお気軽にご利用ください。

 

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※医師の判断で希望のお薬が処方できない場合があります。

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ウチカラクリニック代表医師

経歴

東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。