
「なんだか喉がイガイガする…」「口内炎が痛い…」そんな時、処方されることがある「アズノールうがい液」。なんとなく使っているけど、実はどんなお薬かよく知らない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、アズノールうがい液について、その成分や効果、正しい使い方、副作用など、気になるポイントを分かりやすく解説します。
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アズノールうがい液とは?効果は?
アズノールうがい液は、のどの炎症や痛み、口の中のあれや口内炎などに使われる、青紫色が特徴的なうがい薬です。
医療機関で処方されるお薬で、比較的副作用も少なく、お子さんからご高齢の方まで幅広く使われています。
アズノールうがい液の成分
アズノールうがい液の主な有効成分は、「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」です。
この「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」には、以下のような働きがあります。
- 抗炎症作用: 炎症を引き起こす物質の働きを抑え、のどや口の中の腫れや赤みを和らげます。
- 組織修復促進作用: 傷ついた粘膜の治りを早める効果が期待できます。
これらの作用により、のどや口の中の不快な症状を改善します。
アズノールうがい液の効果
- のどの炎症を抑える
- のどの痛みを和らげる
- 口内炎の痛みや腫れを和らげる
- 抜歯後の傷の治りを助ける
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
- 咽頭炎、扁桃炎などの、のどの炎症や痛み
- 口内炎
- 舌炎
- 歯ぐきの炎症
- 抜歯後のうがい
アズノールうがい液はオンライン診療で出せる?
「忙しくて病院に行く時間がない」「感染症が心配で外出を控えたい」そんな時に便利なのがオンライン診療です。では、アズノールうがい液はオンライン診療でも処方してもらえるのでしょうか?
アズノールうがい液のような風邪のお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
アズノールうがい液の処方や風邪の治療をオンライン診療にて承っております。
お薬のことはもちろん、食事や運動といった生活習慣に関するアドバイスも、経験豊富な医師が親身になってお話を伺います。
アズノールうがい液の使い方(用法・用量)
アズノールうがい液は、そのまま使うのではなく、水で薄めて使用します。
コップにアズノールうがい液を数滴(医師や薬剤師の指示に従ってください。通常は5~7滴程度をコップ半量(約100mL)の水に薄めます)入れ、よくかき混ぜてからうがいをします。
1日数回、症状に合わせて使用します。
【POINT】
- まず口に含んで、口の中全体に行き渡らせるようにクチュクチュうがいをします。
- 次に上を向いて、のどの奥まで届くようにガラガラうがいをします。
- 1回のうがいは15秒~30秒程度を目安にしましょう。
- うがい液を飲み込まないように注意してください。

アズノールうがい液の副作用
アズノールうがい液は、比較的副作用の少ないお薬とされていますが、まれに副作用が起こることもあります。
主な副作用
主な副作用として報告されているのは、口の中の刺激感や、まれに口内炎が悪化するなどです。
頻度としては、それほど高くありません。
副作用が出たときの対処法
もし、アズノールうがい液を使っていて、口の中に刺激を感じたり、いつもと違う症状が出たりした場合は、一度使用を中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。
アズノールうがい液の注意事項・禁忌
使ってはいけない方
アズノールうがい液の成分に対して過敏症(アレルギー)の既往歴のある方
併用に注意が必要な薬
特に飲み合わせが悪いとされるお薬は報告されていませんが、他に薬を使用している場合は、念のため医師や薬剤師に伝えておきましょう。
使用上の注意
アズノールうがい液使用のポイント | 具体的な内容 |
---|---|
うがい専用 | 目や鼻には使用しないでください。 |
薄めて使う | 原液のまま使用すると刺激が強すぎる恐れがあります。必ず指示どおりに薄めてください。 |
長期間の使用 | 漫然と長期間使用することは避けましょう。症状が改善しない場合は医師に相談してください。 |
衣服への付着 | 青紫色の液が衣服などに付くとシミになります。取り扱いに注意し、付着した場合はすぐに水で洗い流してください。 |
保管方法
- 直射日光・高温多湿を避けて保管しましょう。
- 子どもの手の届かない場所に置いてください。
使い忘れたら?
うがいは、気づいた時に行っても問題ありません。
ただし、1日に何度も頻繁に行いすぎると、かえって口の中を刺激してしまう可能性もあるため、医師や薬剤師の指示の範囲内で行いましょう。
ウチカラクリニックのオンライン診療でも、アズノールうがい液の処方や喉の痛みなどの風邪の治療も行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

アズノールうがい液に市販薬はある?値段は?
市販薬
アズノールうがい液そのものは医療用医薬品のため、市販されていません。ただし、同じ有効成分「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」を配合した市販のうがい薬は存在します。
- 浅田飴AZうがい薬
- 浅田飴うがい薬W
- パブロンうがい薬AZ
- アズレンCPうがい薬
- アズレンEうがい薬
- パープルショットうがい薬F
さらにのど飴や喉スプレーも販売しています。
ジェネリック名
アズレンスルホン酸ナトリウムうがい液4%「〇〇」(〇〇には製薬会社名が入ります)などがあります。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品よりも安価なことが多いです。
薬価
時期や規格によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。
- アズノールうがい液4%:10mLあたり 約50~70円程度
※2025年4月29日現在
※薬価は改定などで変わる可能性があります。
添付文書
よくある質問(FAQ)
Q. 妊娠中や授乳中でも使えますか?
アズノールうがい液は、妊娠中や授乳中の方でも比較的安全に使用できるとされています。うがい液であり、飲み込むものではないため、赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。
Q. 子供でも使えますか?
はい、お子さんにも処方されることがあります。ただし、うがいが上手にできる年齢であることが前提です。誤って飲み込まないように、保護者の方が見守ってあげてください。薄める濃度や使用量については、医師の指示に従いましょう。
Q. いつから効果が出ますか?
症状の程度や個人差にもよりますが、炎症を抑える効果は比較的速やかに現れることが期待されます。数日使用しても症状が改善しない、または悪化するような場合は、医師に相談しましょう。
Q. アズノールうがい液を使った後、飲食しても大丈夫ですか?
うがい後すぐに飲食すると、お薬の成分が洗い流されてしまい、効果が薄れる可能性があります。できれば、うがい後30分程度は飲食を控えるのが望ましいでしょう。
Q.アズノールうがい液を誤って飲み込んでしまいました。どうすればいいですか?
少量であれば、特に問題ないことが多いですが、念のためコップ1~2杯程度の水や牛乳を飲んで様子を見てください。もし、何か変わった症状が出たり、大量に飲み込んでしまったりした場合は、すぐに医師に相談してください。
Q. アズノールうがい液を使っているとき、お酒を飲んでも大丈夫ですか?
アズノールうがい液自体には、アルコールとの相互作用は特に報告されていません。しかし、のどの炎症や口内炎がある場合、アルコールはその症状を悪化させる可能性があります。治療中は飲酒を控えるのが望ましいでしょう。
まとめ
アズノールうがい液は、のどの痛みや口の中のトラブルに使われる、比較的安全性の高いうがい薬です。
正しく使うことで、つらい症状を和らげる助けになります。
ただし、お薬ですので、使用方法や注意点を守ることが大切です。分からないことや心配なことがあれば、自己判断せずに医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
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