
「シミやそばかすが気になってきた」 「ニキビ跡がなかなか治らない」 「肌荒れや疲れの予防に、ビタミン剤を出してほしい」
肌の悩みや体調管理のために、ビタミンCを摂取したいと考える方は多いですね。
そんなとき、病院で処方される代表的なお薬が「アスコルビン酸」です。
処方箋や薬袋には「ハイシー顆粒」や「ビタミンC散」と書かれていることが多いかもしれません。
市販のサプリメントと何が違うの?」「病院でもらうビタミンCの方が効くの?」 そんな疑問をお持ちの方へ、アスコルビン酸の効果や正しい飲み方、美容目的での使用について、医師が詳しく解説します。
目次
アスコルビン酸とは?効果は?
アスコルビン酸とは、いわゆる「ビタミンC」のことです。
人間の体内では作ることができないため、食事やお薬から摂取する必要がある栄養素です。
お肌のシミの元となるメラニンを抑えたり、コラーゲンを作って肌の調子を整えたり、体のサビ(酸化)を防いだりと、多彩な働きを持っています。
アスコルビン酸の種類
「アスコルビン酸」という名前は成分名ですが、病院で飲み薬として処方される際は、以下のような商品名(販売名)で出されることが一般的です。
- ハイシー顆粒 25%: 細かいサラサラとした粉薬です。甘酸っぱく飲みやすい味付けがされています。
- ビタミンC散「タケダ」 / アスコルビン酸散: 純粋なビタミンCの粉末です。酸味(すっぱさ)が強いのが特徴です。
- シナール配合錠 / 顆粒: アスコルビン酸に加えて、パントテン酸というビタミンを配合したお薬です。
※単に「アスコルビン酸」という名称の場合、医療現場では「注射薬」を指すことがあるため、内服薬としては上記の名前で呼ばれることが多いです。
アスコルビン酸の成分
有効成分は「アスコルビン酸(ビタミンC)」です。
野菜や果物に含まれている成分と同じですが、医薬品として純度や品質が管理されています。
アスコルビン酸の効果
- メラニン色素の形成抑制: 肝斑・そばかす・炎症後色素沈着などで補助的に用いられることがあります。
- コラーゲンの生成促進: 肌のハリを保ち、血管や骨を丈夫にします。
- 抗酸化作用: 体の酸化を防ぎます。
- 栄養補給: 妊娠・授乳中の方、激しい運動をした後、病気の時などのビタミンC不足を補います。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
皮膚科: シミ(肝斑)、光線過敏性皮膚炎、そばかす、炎症後の色素沈着(ニキビ跡など)。
内科: ビタミンC欠乏症の予防・治療、食事からの摂取が不十分な場合。
※本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な場合に限られます。
※「シミ」「そばかす」に対しては、医師の判断により処方されることがありますが、保険適応上の承認効能とは異なります。
アスコルビン酸は美容目的で使える?(保険適用は?)
保険診療(3割負担など)
- 「病気」と診断された場合のみ適用されます。
- 例:ビタミンC欠乏症、特定の皮膚疾患による色素沈着など、医師が「治療が必要」と判断したケース。
ビタミンCが含まれているため、美容クリニックなどでは「美肌」「アンチエイジング」目的で処方されることもあります。しかし、以下の点に注意が必要です。
美容目的は「保険適用外(自費)」になります

健康保険が使えるのは、あくまで「病気の治療」が必要な場合に限られます。 そのため、保険診療では、美容(美肌・アンチエイジング等)のみを目的とした処方は原則として認められていません。
美容目的で希望される場合は、全額自己負担(自費診療)となります。一般の病院(保険診療)では処方できないことがあるため、美容皮膚科や自費診療を行っているクリニックを受診する必要があります。
※ウチカラクリニックでは、症状に応じて保険適用の可否を医師が判断します。
アスコルビン酸はオンライン診療で出せる?
「忙しくて皮膚科に行く時間がない」「定期的に薬が欲しいだけなのに待ち時間が長い」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
アスコルビン酸のような薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
アスコルビン酸に関するご相談や継続的な処方をオンライン診療にて承っております。
※美容目的は自費診療になります。
特に、症状が安定している場合の継続処方や、お薬への切り替え相談などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
アスコルビン酸の使い方(用法・用量)
一般的には、1日3回(毎食後など)に分けて服用することが多いです。
用量は目的・症状で幅があり、成人で1日50〜2000mgを1〜数回に分けて用いるのが基本です。
ビタミンCは一度にたくさん飲んでも、体に吸収しきれない分は尿として排出されてしまいます。
そのため、数回に分けてこまめに飲むのが効果的です。
処方された量や回数は、医師の指示に従ってください。
アスコルビン酸の副作用
主な副作用
ビタミンCは水溶性(水に溶ける)のため、過剰に摂取しても体外に排出されやすく、副作用は少ない安全なお薬です。
ただし、体質や体調によっては以下の症状が出ることがあります。
- 消化器症状: 胃の不快感、吐き気、下痢など。
ビタミンCを大量に飲むと、一時的にお腹がゆるくなることがあります。
副作用への対処法
もし胃がムカムカしたり、下痢が続いたりする場合は、無理に飲み続けずに医師に相談してください。
お薬の量を減らすなどの調整を行います。
アスコルビン酸の注意事項(禁忌)
注意が必要な方
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方(禁忌)
特に注意して使う方(慎重投与)
- 腎臓に障害のある方
- 尿路結石(腎結石など)のある方、または過去にあった方: ビタミンCの代謝物が結石の成分になりやすいため、大量投与には注意が必要です。
併用に注意が必要な薬
特別な飲み合わせの悪い薬(併用禁忌)は基本的にありませんが、現在飲んでいるお薬がある場合は、
念のため医師や薬剤師に伝えてください。
使用上の注意
| 尿検査・便潜血検査 | 尿糖検査や便潜血検査の結果に影響を与え、尿糖に加え、尿潜血・ビリルビン・亜硝酸塩、便潜血が偽陰性になることがあります。健康診断などの前には、医師に服用中であることを伝えてください |
| 水分摂取 | 結石のリスクを少しでも下げるため、水分をこまめに摂ることをおすすめします。 |
| 継続 | お肌への効果(シミ対策など)を期待する場合、即効性はないため、根気よく毎日続けることが大切です。 |
保管方法
- 直射日光や湿気を避け、室温で保管してください。
飲み忘れたら?
気がついたときに1回分を飲んでください。
ただし、次の服用時間が近い場合は1回とばして、次の時間に飲んでください。
2回分を一度に飲むと、お腹がゆるくなる原因になるので避けましょう。
ウチカラクリニックのオンライン診療でも、アスコルビン酸をはじめとした薬の処方なども行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております。
※美容目的の場合は、自費診療です。
アスコルビン酸に市販薬はある?値段は?
市販薬
アスコルビン酸(ビタミンC)は、ドラッグストアなどで購入できる市販薬(第3類医薬品など)がたくさん販売されています。
- ビタミンC錠「タケダ」
- シナールEX(ビタミンC+ビタミンB2などの配合剤)
- ハイシー シリーズ
成分量(1日の摂取量)が医療用と同じものも多いため、病院に行く時間がない場合は市販薬を活用するのも一つの手です。
ジェネリック
成分名そのものが薬の名前になっている「ジェネリック医薬品(後発品)」や、様々なメーカーから出ている製剤があります。
薬価
時期や薬局によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。
| 薬剤名 | 薬価 | 3割負担の目安 |
|---|---|---|
| アスコルビン酸散 | 1gあたり 約6〜9円 | 数円 |
| シナール配合錠 | 1錠あたり 約6.3円 | 約2円 |
※2026年1月現在の目安です。
※薬価は改定などで変わる可能性があります。
※美容目的で使用する場合は、保険が適用されず「全額自己負担(自費診療)」となります。
添付文書
よくある質問(FAQ)
Q.妊婦・授乳中でも飲めますか?
はい、使えます。 妊娠・授乳中は必要量が増えることがあり、医師が必要と判断する場合に処方されます。サプリ等での高用量摂取は避け、用量は医師に確認してください。
Q.子どもでも飲めますか?
はい、使えます。 お子様のビタミン補給としても処方されることがあります。年齢や体重に合わせて量を調整します。
Q.飲むと眠くなりますか?運転はできますか?
眠くなる成分は入っていませんので、運転や機械操作への影響はありません。
Q.お酒(アルコール)との飲み合わせは?
はい、問題ありません。 ただし、アルコールを分解する際にもビタミンCは消費されます。お酒をよく飲む方はビタミンCが不足しがちになりますので、しっかり補給することが大切です。
Q. 飲むと尿が黄色くなりませんか?
純粋な「アスコルビン酸」だけでは、尿の色はあまり変わりません。
もし尿が鮮やかな黄色になった場合は、一緒に配合されている(または一緒に飲んでいる)ビタミンB2(リボフラビン)の影響であることが多いです。これは余分なビタミンが排泄されているだけですので、心配ありません。
まとめ
アスコルビン酸は、シミ予防やコラーゲン生成、疲労回復など、健康と美容に欠かせないお薬です。副作用も少なく、妊娠中の方でも安心して飲めるのがメリットです。
「シミが気になる」「自費で美容内服を始めたい。」
そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。
- スマホやPCがあれば、全国どこからでも受診可能
- 対面診療と料金は変わらず、安心してご利用いただけます
- お忙しい方でも安心の年中無休で診療
- 処方された薬は郵送、またはお近くの薬局で受け取り可能
通院の手間なく、ご自身の体質や症状に合った内服薬(ビタミン剤など)についてじっくりと相談できます。肌トラブルにお悩みの方は、ぜひお気軽にウチカラクリニックにご相談ください。
※「シミを消したい」「美白したい」といった美容目的のみの場合は、ドラッグストアで市販薬を購入するか、美容皮膚科での自費診療をご検討ください。
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※医師の判断で希望のお薬が処方できない場合があります。
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