
「健康診断で血圧が高いと指摘されてしまった」「狭心症の治療でコニールが出たけれど、副作用が心配」「グレープフルーツを食べてはいけないって本当?」
このような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。そんな高血圧や狭心症の治療によく処方されるのが「コニール」です。
このお薬がどのようにして血圧を下げるのか、注意すべき副作用や飲み合わせについて、医師が詳しく解説します。
目次
コニールとは?効果は?
コニールは、「ベニジピン塩酸塩」という有効成分を含む「カルシウム拮抗薬(きっこうやく)」と呼ばれる種類のお薬です。血管の筋肉をリラックスさせて血管を広げることで、血圧を下げたり、心臓への血流を良くしたりする働きがあります。
コニールの種類(剤型)
コニールは「錠剤」のお薬です。お薬の成分量によって、以下の3種類があります。
- コニール錠8mg
- コニール錠2mg
- コニール錠4mg
血圧の高さや症状、年齢などに合わせて、医師が適切な強さのお薬を選びます。
コニールの成分
有効成分は「ベニジピン塩酸塩」です。血管がギュッと収縮する原因となる「カルシウムイオン」が細胞の中に入るのを防ぐ(拮抗する)ことで、血管を広げて血液の流れをスムーズにする作用があります。
コニールの効果
主に、高くなっている血圧を下げて正常に近づけるために使われます。
また、心臓の筋肉に酸素や栄養を運ぶ血管(冠動脈)を広げる効果もあるため、狭心症の発作を予防する目的でも使われます。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
以下のような病気の治療に対して処方されます。
- 高血圧症、腎実質性高血圧症
- 狭心症
コニールはオンライン診療で出せる?
「血圧のお薬がなくなるけれど、病院に行く時間がなかなか取れない」「毎月の通院や、待合室での待ち時間が負担になっている」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
コニールのようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
コニールに関するご相談や継続的な処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「毎月の通院負担を減らしたいとき」や「仕事や家事で受診時間を取りにくいとき」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
コニールの使い方(用法・用量)
病気によって飲み方が異なります。医師の指示を必ず守ってください。
- 高血圧症・腎実質性高血圧症の場合:
通常、大人は1日1回2〜4mgを朝食後に飲みます。効果不十分な場合は1日1回8mgまで増量されることがあります。
- 狭心症の場合:
通常、大人は1回4mgを1日2回、朝・夕食後に飲みます。
コニールの副作用
主な副作用
血管を広げるお薬の特徴として、飲み始めの頃に「動悸(ドキドキする)」「顔のほてり・赤ら顔」「頭痛」「めまい」などが起こることがあります。また、足のむくみや、まれに歯ぐきの腫れ(歯肉肥厚)がみられることもあります。
副作用への対処
ほてりや頭痛などの軽い症状は、お薬を飲み続けて体が慣れてくると自然に落ち着くことが多いです。めまいやふらつきを感じた時は、転倒を防ぐためにすぐに座るか横になって休んでください。
もし、症状がずっと続いてつらい場合や、足のむくみがひどい、発疹(ブツブツ)が出たといった場合は、無理に飲み続けず医師や薬剤師に相談してください。
コニールの注意事項(禁忌)
使ってはいけない方(禁忌)
- 過去にコニールの成分でアレルギー(過敏症)を起こしたことがある方(禁忌)
- 妊婦または妊娠している可能性のある方(禁忌)
- 心原性ショック(心臓の働きが極端に落ちて血圧が下がっている状態)の方(禁忌)
特に注意して使う方(慎重投与)
もともと血圧が低めの方、重い肝臓の機能障害がある方は、お薬が効きすぎたり体に成分が残りやすかったりするため慎重に使用します。また、高齢者の方は血圧が下がりすぎるとふらつきなどの原因になるため、少ない量から注意深く使い始めます。
他にも母乳への移行が報告されていることから授乳中の方や臨床実験未実施の小さなお子さんにも慎重な使用が求められます。
併用に注意が必要な薬
他のお薬との飲み合わせに注意が必要です。以下の薬などを飲んでいる場合は医師に伝えてください。
- 他の血圧を下げるお薬:血圧が下がりすぎるおそれ。
- シメチジン(胃薬):このお薬の吸収が増えたり分解が遅れたりして効き目が強まり、血圧が下がりすぎてしまうおそれ。
- ジゴキシン(強心薬):ジゴキシンの効き目が強くなりすぎ、「ジギタリス中毒(吐き気や不整脈など)」が起こるおそれ。
- リファンピシン(抗生物質):このお薬の体への吸収や分解が早まってしまい、血圧を下げる効果が弱まってしまうおそれ。
- イトラコナゾール(抗真菌薬):このお薬の分解が遅れて血液中の濃度が上がり、効き目が強くなって血圧が下がりすぎてしまうおそれ。
使用上の注意
| グレープフルーツジュースは避ける | グレープフルーツジュースに含まれる成分がお薬の分解を邪魔し、血中濃度が上がって血圧が下がりすぎるおそれがあるため、避けてください。 |
| 急に立ち上がらない | 血圧が下がることで、急に立ち上がった時に立ちくらみ(起立性低血圧)を起こすことがあります。ゆっくりと動作するように心がけましょう。 |
| 自己判断でやめない | 飲んだ後に発疹やかゆみなどが出た場合は、すぐに使用を中血圧が下がったからといって急に飲むのをやめると、血圧が跳ね上がったり症状が悪化したりする危険があります。必ず医師の指示に従ってください。 |
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高血圧で食べてはいけない果物とは?食べると何が起きる?医師が完全解説!
保管方法
直射日光や高温多湿を避け、室温で保管してください。小さなお子様の手の届かない場所に置いてください。
飲み忘れたら?
飲み忘れに気づいた時点で、なるべく早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は忘れた分は飛ばして、次の決まった時間に1回分だけを飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
ウチカラクリニックのオンライン診療でも、コニールをはじめとしたお薬の処方なども行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております。
※美容目的の場合は、自費診療です。
コニールにジェネリックはある?値段は?
市販薬
コニールと同じ成分(ベニジピン塩酸塩)が入った市販薬(OTC医薬品)は、ドラッグストアなどでは販売されていません。高血圧などの治療薬は医師の診察と処方箋が必要です。
ジェネリック
コニールには、「ベニジピン塩酸塩錠」という名前のジェネリック医薬品(後発品)があります。成分や効果は先発品と同じですが、お薬代を安く抑えることができます。
薬価
時期や規格によって金額は変わってきますが、2026年4月現在の目安は以下の通りです。
| 薬剤名 | 区分 | 薬価(1錠・1gあたり) | 3割負担の目安 |
|---|---|---|---|
| コニール錠2mg | 先発品 | 10.8円 | 約3円 |
| ベニジピン塩酸塩錠2mg | 後発品 | 10.8円前後 | 約3円 |
| コニール錠4mg | 先発品 | 14.5円 | 約4円 |
| ベニジピン塩酸塩錠4mg | 後発品 | 10.8円前後 | 約3円 |
| コニール錠8mg | 先発品 | 29.8円 | 約9円 |
| ベニジピン塩酸塩錠8mg | 後発品 | 15.0〜17.7円前後 | 約5〜6円 |
※銘柄によって薬価に差がある場合があります。3割負担は薬剤料のみの単純計算で、実際は調剤料や診察料などが加わります。
添付文書
よくある質問(FAQ)
Q. 妊娠中・授乳中でも使えますか?
妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方は、胎児への悪影響が報告されているため使用できません(禁忌)。授乳中の方は、お薬を使う必要性と母乳栄養のメリットをふまえて、授乳を続けるかどうかを医師と相談して決めます。
Q. 小児(子供)でも使えますか?
小児等を対象とした臨床試験は実施されておらず、安全性は十分に確立されていないため、基本的には処方されません。
Q.運転しても大丈夫ですか?
血圧が下がることで、めまいやふらつきが現れることがあります。高い所での作業や、車の運転などの危険を伴う機械の操作を行う際には十分に注意し、体調に違和感があれば運転を控えてください。
Q.いつから効き始めますか?
飲み始めて比較的早い段階から作用し始めますが、血圧が安定するまでには数日から数週間ほどかかることがあります。焦らずに、医師の指示通り毎日飲み続けましょう。
Q.お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?
飲酒はできるだけ控えることをおすすめします。アルコールには血管を広げる作用があるため、コニールと一緒に飲むとお薬が効きすぎてしまい、急激な血圧低下(めまいや失神など)を引き起こす危険があります。
Q.グレープフルーツ以外の柑橘類は食べてもいいですか?
添付文書で注意が明記されているのはグレープフルーツジュースです。影響の程度は種類によって異なりますが、心配な場合は「温州みかん」「レモン」など、影響が少ないとされるものを選ぶか、薬剤師に相談してください。
Q.いつまで飲み続ければいいですか?やめ時はありますか?
高血圧症は長く付き合っていく病気です。基本的には長期間お薬を続けることになります。生活習慣の改善で血圧が安定すれば、医師の判断でお薬を減らせる場合もありますが、自己判断でやめるのは絶対に避けてください。
まとめ
コニール(ベニジピン塩酸塩)は、血管を広げることで血圧を下げ、心臓の負担を軽くするお薬です。グレープフルーツジュースとの飲み合わせや、立ちくらみには注意が必要ですが、適切に使えば脳卒中や心筋梗塞といった将来の合併症を予防する心強い味方になります。医師の指示通り正しく治療を続けましょう。
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