パルモディアの効果・副作用を解説!【医師監修】

ウルソ

 

「健康診断で中性脂肪が高いと言われてしまった」
「食事制限を頑張っているけれど、数値がなかなか下がらない」

そんな悩みをお持ちの方によく処方されるのがパルモディアです。
この記事では、パルモディアの効果や副作用、飲み合わせの注意点などを、医師が詳しく解説します。

 

主な診療科目:一般内科、皮膚科、小児科、婦人科、アレルギー外来など

 

パルモディアとは?効果は?

パルモディア(一般名:ペマフィブラート)は、血液中の中性脂肪(トリグリセライド)を強力に下げるお薬です。
従来の「フィブラート系」と呼ばれるお薬をさらに進化させた「SPPARM(スパーム)」という新しいタイプのお薬です。
効果を高めつつ、体への負担(副作用)を抑えるように設計されています。

パルモディアの種類(剤型)

パルモディアには、以下の剤型があります。

  • パルモディア錠0.1mg:錠剤
  • パルモディアXR錠0.2mg:XR錠(徐放錠)
  • パルモディアXR錠0.4mg:XR錠(徐放錠)

XR錠は、薬が少しずつ溶けて長く効くように工夫された錠剤です。

パルモディアの成分

有効成分は「ペマフィブラート」です。
肝臓にある「PPARα(ピーパー・アルファ)」というスイッチに働きかけ、中性脂肪の分解を促したり、合成を抑えたりします。

 

パルモディアの効果

主な効果は、以下の2つです。

  • 血液中の中性脂肪を減らすことです。
  • 善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やすことです。

 

どんなときに使う?(適応疾患・部位)

  • 高脂血症(家族性を含む)
  • 高トリグリセライド血症(脂質異常症)

食事療法や運動療法をしっかり行っても、中性脂肪の数値が改善しない場合に使用されます。

 

パルモディアはオンライン診療で出せる?

「仕事が忙しくて定期的な通院が難しい」
「中性脂肪の薬を続けたいけれど、待ち時間が苦痛」

そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。

パルモディアのようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。

ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。

ウチカラクリニックでも、
パルモディアに関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。

特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。

 

パルモディアの使い方(用法・用量)

  • パルモディア錠0.1mg
    • 通常、成人は1回0.1mgを1日2回(朝・夕)服用します。
  • ルモディアXR錠0.2mg・0.4mg
    • 通常1日1回服用します。

※必ず医師に指示された量を守ってください。

 

パルモディアの副作用

主な副作用

一般的な副作用

  • 胆石症
  • 糖尿病(悪化を含む)
  • 肝機能異常、AST上昇、ALT上昇
  • CK上昇、血中ミオグロビン増加、筋肉痛
  • 発疹、そう痒
  • グリコヘモグロビン増加、低比重リポ蛋白増加、血中尿酸増加

重大な副作用

  • 横紋筋融解症
  • 肝機能障害、黄疸

 

副作用が出たときの対処法

飲み始めに軽い胃の不快感が出る場合がありますが、多くは体が慣れるに従って治まります。
ただし、パルモディアで最も注意が必要なのは「横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)」という筋肉の障害です。
「手足に力が入らない」「筋肉痛のような痛みがある」「尿の色が赤茶色っぽくなる」といった症状が出た場合は、早めに主治医や薬剤師に相談しましょう。

 

パルモディアの注意事項(禁忌)

使用に注意が必要な方

服用してはいけない方(禁忌)

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 重篤な肝障害、Child-Pugh分類B又はCの肝硬変のある患者あるいは胆道閉塞のある患者
  • 胆石のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
  • シクロスポリン、リファンピシンを投与中の患者

特に注意して使う方(慎重投与)

  • 胆石の既往歴のある患者
  • 腎機能障害患者
  • 胆管に胆石のある患者
    • eGFRが30mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者
    • 腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
  • 重篤な肝障害B又はCの肝硬変のある患者あるいは胆道閉塞のある患者
  • 肝障害のある患者又は肝障害の既往歴のある患者
  • 妊婦、授乳婦
  • 小児等
  • 高齢者

 

併用に注意が必要な薬

併用禁忌

  • シクロスポリン
  • リファンピシン

併用に注意が必要な薬

  • HMG-CoA還元酵素阻害薬
  • クロピドグレル硫酸塩
  • クラリスロマイシン
  • HIVプロテアーゼ阻害薬
  • フルコナゾール
  • 陰イオン交換樹脂
  • CYP3A/CYP3A4誘導薬、カルバマゼピン

 

生活上の注意(使用上の注意)

項目内容
食事・運動薬を飲んでいても、食事療法と運動療法が治療の基本です。
定期的な検査肝機能や筋肉の状態を確認するため、定期的な血液検査が必要です。
アルコール過度な飲酒は肝臓への負担を増やし、副作用が出やすくなる可能性があります。

 

保管方法

直射日光や高温多湿を避け、子どもの手の届かない涼しい場所で保管してください。

 

飲み忘れたら?

気づいたときにすぐ1回分を飲んでください。
ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まずに1回飛ばしてください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

 

ウチカラクリニックのオンライン診療でも、お薬の処方も行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております。

パルモディアに市販薬はある?値段は?

市販薬

現在、パルモディアと同じ成分(ペマフィブラート)を含む市販薬はありません。
医師の処方箋が必要なお薬です。

 

ジェネリック

パルモディアは比較的新しいお薬であるため、現時点(2026年4月)ではジェネリック医薬品(後発品)は発売されていません。

 

薬価

時期や規格によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。

薬剤名区分薬価(1錠)3割負担の目安(1錠)
パルモディア錠0.1mg先発27.5円約8.3円
パルモディアXR錠0.2mg先発51.0円約15.3円
パルモディアXR錠0.4mg先発94.4円約28.3円

※2026年4月現在。価格は改定などで変わる可能性があります。

 

添付文書

パルモディア錠0.1mg
パルモディアXR錠0.2mg/パルモディアXR錠0.4mg

 

よくある質問(FAQ)

Q.妊婦・授乳中でも使えますか?

妊娠中、または妊娠している可能性がある方は原則として服用を避けてください。
授乳中の方も、服用する場合は授乳を中止する必要があります。必ず事前に医師へ相談してください。

Q.子どもでも使えますか?

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立されていません。
通常は成人に対して処方されるお薬です。

Q.運転しても大丈夫ですか?

特に眠気などの副作用は報告されていませんので、運転に支障が出ることは基本的にはありません。ただし、体調に異変を感じる場合は控えてください。

Q.いつから効き始めますか?

服用後1〜2週間程度で血液中の中性脂肪の数値が下がり始めます。
安定した効果を確認するためには、1ヶ月程度の継続服用が目安となります。

Q. お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?

適量であれば禁止されてはいませんが、過度な飲酒は中性脂肪自体を増やす原因になります。
また、肝臓への負担も重なるため、治療中は節酒を心がけましょう。

 

まとめ

パルモディアは、中性脂肪を効率よく下げ、善玉コレステロールを増やすことで、血管の健康を守ってくれる新しいタイプのお薬です。従来の薬に比べて副作用の懸念が抑えられており、続けやすいのがメリットです。

「健康診断の数値が不安」
「病院に行く時間がないけれど、しっかり治療を始めたい」

そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。

  • スマホやPCがあれば、全国どこからでも受診可能
  • 対面診療と料金は変わらず、安心してご利用いただけます
  • お忙しい方でも安心の年中無休で診療
  • 処方された薬は郵送、またはお近くの薬局で受け取り可能

通院の手間なく、ご自宅から医師の診察を受け、症状に合った適切なお薬を処方してもらうことが可能です。つらい症状にお悩みの方は、ぜひお気軽にウチカラクリニックにご相談ください。

 

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ウチカラクリニック代表医師

経歴

東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。