SG配合顆粒の効果と副作用を解説!発売中止ってほんと?【医師監修】

SG配合顆粒

「市販の頭痛薬ではもう効かなくなってきた」 「偏頭痛がひどくて、仕事や家事が手につかない」 「SG配合顆粒という粉薬を出されたけど、強い薬なの?」

頭痛や生理痛がつらいとき、一般的な痛み止めでは効果が感じられないという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方によく処方されるのが「SG配合顆粒」です。

粉薬は苦手だけど、これはよく効く」という声も多いこのお薬。
具体的にどのような成分が入っていて、なぜ痛みに効くのか、副作用や注意点も含めて医師が詳しく解説します。

主な診療科目:一般内科、皮膚科、小児科、婦人科、アレルギー外来など

SG配合顆粒とは?効果は?

SG配合顆粒は、4つの有効成分を組み合わせることで、優れた鎮痛・解熱効果を発揮するお薬です。
単一の成分(ロキソニンやカロナールなど)では痛みが取れない場合でも、複数の成分が協力して働くことで、つらい痛みを和らげてくれます

 

SG配合顆粒の成分

SG配合顆粒は、その名の通り「顆粒(かりゅう)」と呼ばれる粉薬です。

  • 形状: 白色のサラサラした粉末です。
  • : 少し苦味がありますが、水に溶けやすのが特徴です。
  • 特徴: 粉薬のため、体内への吸収が早く、効果が出るまでの時間が比較的短い(30分程度)と言われています。

 

SG配合顆粒の成分

 このお薬には、以下の4つの成分が配合されています。

  • 無水カフェイン: 脳の血管の広がりを抑えて頭痛を和らげたり、鎮痛効果を助ける。
  • イソプロピルアンチピリン: 痛みを抑え、熱を下げる成分。
  • アセトアミノフェン: 穏やかに痛みと熱を抑える、一般的な成分。
  • アリルイソプロピルアセチル尿素: 痛みの不快感を和らげ、気持ちを落ち着かせる鎮静成分。

 

SG配合顆粒効果

  • 鎮痛作用: 頭痛、生理痛(月経痛)、歯痛、耳の痛み、腰痛、筋肉痛などの痛みを鎮める。
  • 解熱作用: 風邪や感染症などによる発熱を下げる。

 

どんなときに使う?(適応疾患・部位)

特に緊張型頭痛」や「片頭痛(偏頭痛)の治療によく処方されます。
また、抜歯後の痛みや生理痛など、急性の鋭い痛みに対しても効果を発揮するため、頓服(とんぷく:痛いときだけ飲むこと)として出されることも多いお薬です。

 

SG配合顆粒が「発売中止」と言われる理由は?

結論から言うと、医療用のSG配合顆粒は発売中止になっていません
現在も多くの患者さんに処方されています。

なぜ「中止」という噂があるの?

主な原因は、かつて販売されていた市販薬の「セデスG」との混同です

現在は、医師が患者さんの体質や状態を診察した上で処方する「医療用医薬品」としてのみ、SG配合顆粒が使われています。
つまり、医師の管理下であれば有用なお薬ですので、処方された場合は安心して指示通りに服用してください。

 

SG配合顆粒はオンライン診療で出せる?

「頭痛がひどくて動けない、病院に行くのがつらい」 「仕事が忙しくて、薬をもらいに行く時間がない」

そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。

SG配合顆粒のようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。

ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。

ウチカラクリニックでも、
SG配合顆粒に関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。

特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「待つのが苦手なお子様の受診」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。

SG配合顆粒の使い方(用法・用量

通常、成人は1回1包(1g)を1日3〜4回服用します。
症状や年齢によって医師が量を調整しますので、必ず医師の指示に従ってください

頓服(痛いときだけ飲む)として処方された場合は、痛みが出たタイミングで服用し、
次に飲むまでは4時間以上の間隔を空けるようにしましょう。

 

SG配合顆粒の副作用

主な副作用

  • 眠気: 鎮静成分が含まれているため、眠くなることがある。
  • 胃腸症状: 吐き気、胃の不快感、食欲不振など。
  • 過敏症: 発疹(ブツブツ)、かゆみなど。

 

副作用が出たときの対処法

服用後に強い眠気を感じた場合は、無理をして作業や運転をせず、ゆっくり休むようにしてください。


発疹やかゆみが出た場合は、アレルギーの可能性がありますので、すぐに服用を中止し、処方医に相談してください。

SG配合顆粒の注意事項(禁忌)

使用に注意が必要な方

服用してはいけない方(禁忌)

  • 過去にこの薬に含まれる成分でアレルギー(過敏症)を起こしたことがある方
  • アスピリン喘息(痛み止めを飲んで喘息発作が出たことがある)の方
  • 重篤な肝障害のある方

特に注意して使う方(慎重投与)

  • 妊婦または妊娠している可能性のある方
  • 小児(子供)
  • 高齢者
  • 薬物アレルギーの既往歴がある方
  • 腎障害のある方

 

併用に注意が必要な薬

  • お酒や他の鎮静薬: 眠気や副作用が強く出る恐れがある。
  • ワーファリン(抗凝固薬): 作用を強める可能性がある。
  • 他の解熱鎮痛薬: 成分が重複し、過剰摂取になる可能性がある。

 

使用上の注意

運転禁止眠気やふらつきが出ることがあるため、服用後は自動車の運転や危険な機械の操作を避けてください。
お酒肝臓への負担が増えたり、眠気や副作用が強く出る恐れがあるため、服用中は控えてください。
長期間の服用頭痛が悪化する(薬物乱用頭痛)ことがあるため、医師の指示通りに服用してください。

 

SG配合顆粒はよく効くお薬ですが、「効くから」といって毎日飲み続けたり、予防的に飲んだりしていませんか?
痛み止めを月に10日以上飲む状態が続くと、脳が痛みに敏感になり、かえって頭痛が頻繁に起こる「薬物乱用頭痛」を引き起こすことがあります。

「薬がないと不安」「飲む回数が増えてきた」と感じたら、一人で悩まずに必ず医師に相談してください。

保管方法

  • 直射日光や湿気を避け、室温で保管してください。
  • 小さなお子様の手の届かない場所に保管してください。

 

飲み忘れたら

気付いたときに1回分を飲んでください。
ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分を飲んでください。

絶対に2回分を一度に飲まないでください

 

ウチカラクリニックのオンライン診療でも、SG配合顆粒をはじめとしたお薬の処方も行っています。気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。

※心療内科ではシステム手数料をいただいております

SG配合顆粒に市販薬はある?値段は?

市販薬

SG配合顆粒と全く同じ名前の市販薬はありません
非常に似た成分配合の市販薬(指定第2類医薬品)は販売されています。

  • セデス・ハイ(シオノギヘルスケア)
  • セデス・ハイG(シオノギヘルスケア)

これらはSG配合顆粒と同じ4つの成分(イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン)を含んでいます。
ただし、成分量などが医療用とは異なる場合があります

 

ジェネリック

現在、SG配合顆粒のジェネリック医薬品(後発品)はありません。(2026年1月現在)

 

薬価

時期によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。

薬剤名区分薬価(1錠あたり)3割負担の目安
SG配合顆粒先発品約9.9円約1.77円

※2024年1月現在
※薬価は改定などで変わる可能性があります。
※これに調剤料や診察料などが加算されます。

 

添付文書

SG配合顆粒

 

よくある質問(FAQ)

Q.妊婦・授乳中でも使えますか?

妊娠中: 特に妊娠末期の方は、赤ちゃんの動脈管に影響を与える可能性があるため、原則として使用を避けることが多いです。妊娠初期・中期でも、メリットがリスクを上回る場合のみ慎重に処方されます。 授乳中: 成分が母乳に移行することがあります。
医師の判断によりますが、服用中は授乳を避けるか、他のお薬に変更することが検討されます。

Q.子どもでも使えますか?

小児への安全性は確立されていません。特にインフルエンザ水疱瘡(みずぼうそう)の際は、重篤な副作用(ライ症候群など)のリスクを避けるため使用しません。
基本的には15歳以上の大人に使われることが多いお薬です。

Q.飲むと眠くなりますか?運転はできますか?

眠気をもよおすことがあるため、使用後は自動車の運転や機械の操作には注意してください。

Q.いつから効き始めますか?

個人差はありますが、顆粒(粉薬)で吸収が良いため、服用後15分〜30分程度で効果が現れ始めることが多いです。

Q.お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?

飲まないでください。

アルコールは肝臓への負担を大きくし、SG配合顆粒に含まれるアセトアミノフェンによる肝障害のリスクを高めます。
鎮静作用が増強され、強い眠気やふらつきが出る危険性がありますアルコールは薬の副作用(呼吸抑制や肝機能障害、眠気など)を強める恐れがあります。

 

まとめ

SG配合顆粒は、4つの成分が協力して働くことで、つらい頭痛や熱に対して強力な効果を発揮するお薬です。 ただし、飲みすぎると「薬物乱用頭痛」の原因になったり、眠気が出たりすることもあるため、医師の指示を守って正しく使うことが大切です。

「偏頭痛がひどくて動けない」「風邪が長引いてつらい」「市販薬では効かない」

そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。

  • スマホやPCがあれば、全国どこからでも受診可能
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  • お忙しい方でも安心の年中無休で診療
  • 処方された薬は郵送、またはお近くの薬局で受け取り可能

通院の手間なく、ご自宅から医師の診察を受け、症状に合った適切なお薬を処方してもらうことが可能です。つらい症状にお悩みの方は、ぜひお気軽にウチカラクリニックにご相談ください。

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※医師の判断で希望のお薬が処方できない場合があります。

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ウチカラクリニック代表医師

経歴

東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。