
「健康診断で血糖値が高いと指摘された」
「糖尿病の薬を飲み始めたいけれど、低血糖が怖い」
「毎日飲むお薬だから、できるだけ副作用が少ないものがいい」
糖尿病の治療において、血糖値をコントロールしつつ、体への負担を抑えた選択肢としてよく処方されるのが「エクア」というお薬です。
初めて糖尿病のお薬を飲む方は不安も多いかと思いますが、エクアは「必要なときだけ働く」という賢い特徴を持っています。この記事では、エクアの効果や飲み方、注意点について、医師がわかりやすく解説します。
目次
エクアとは?効果は?
エクアは、「ビルダグリプチン」を有効成分とする、DPP-4阻害薬という種類の糖尿病治療薬です。
食事をして血糖値が上がったときにだけインスリン(血糖値を下げるホルモン)を出すよう促す働きがあります。
そのため、お薬が効きすぎて血糖値が下がりすぎる「低血糖」が起こりにくい、非常に使い勝手の良いお薬ですね。
エクアの種類(剤型)
エクアは、白い円形の「錠剤」タイプのお薬です。
- エクア錠50mg:標準的な規格です。
また、他の糖尿病薬(メトホルミン)と1錠にまとまった「エクメット配合錠」というお薬もあり、飲む錠数を減らしたい方に選ばれることもあります。
エクアの成分
有効成分は「ビルダグリプチン」です。
体内でインスリン分泌を助ける「インクレチン」というホルモンが分解されるのを防ぐことで、血糖値をコントロールします。
エクアの効果
主な効果は、「血糖値が高い状態を改善すること」です。
インスリンを出す力を高めるだけでなく、血糖値を上げてしまう「グルカゴン」というホルモンの分泌を抑えるダブルの作用があります。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
「2型糖尿病」の治療に使用されます。
食事療法や運動療法を行っても血糖値が十分に下がらない場合に、医師の判断によって処方されます。
【重要】エクアはいつ飲む?タイミングのポイント
基本は「朝」と「夕」の1日2回
エクアは通常、1日2回、朝と夕方に服用します。
1日2回に分けて飲むことで、薬の成分が1日中体の中で安定して働き、食後の急激な血糖値の上昇(血糖スパイク)を抑えることができます。
食前?食後?どっちでも大丈夫!
エクアは食事の影響をほとんど受けないお薬です。「食事の直前に飲まなければいけない」といった厳しい決まりはありません。
- 食前でも食後でも効果に大きな差はないため、ご自身のライフスタイルに合わせて、一番忘れにくいタイミングで飲みましょう。
- 一般的には、他の薬と一緒に管理しやすい「食後」に設定されることが多いです。
飲む間隔をあけるのがコツ
朝と夕の服用は、なるべく10〜12時間程度あけるのが理想的です。
例えば「朝食後8時」と「夕食後20時」のように時間を決めておくと、お薬の濃度が一定に保たれやすくなります。
エクアはオンライン診療で出せる?
「血糖値の相談をしたいけれど、仕事が忙しくて病院に行けない」
「いつもの糖尿病の薬をもらいたいだけなのに、待ち時間が長くてつらい」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
エクアのようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
エクアに関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「待つのが苦手なお子様の受診」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
エクアの使い方(用法・用量)
通常、成人には1回50mg(1錠)を1日2回、朝と夕方に服用します。
食事の影響をあまり受けないため、食前でも食後でも飲むことができますが、飲み忘れを防ぐために決まった時間に飲むようにしましょう。
エクアの副作用
主な副作用
副作用は比較的少ないお薬ですが、以下の副作用が報告されています。
- 便秘
- めまい
- ふらつき
- 鼻咽頭炎(風邪のような症状)
また、稀に肝機能の数値が上がることがあります。
副作用が出たときの対処法
服用を始めてから「体が異常にだるい」「白目が黄色くなってきた」といった肝機能の異常サインや、激しい腹痛(膵炎のサイン)を感じた場合は、すぐに服用を中止して医師に相談してください。
低血糖のリスクは低いですが、他の糖尿病薬を併用している場合は、冷や汗や手の震えに注意し、異常を感じたらすぐに糖分を摂取しましょう。
エクアの注意事項(禁忌)
使用に注意が必要な方
服用してはいけない方(禁忌)
- 過去にエクアの成分で重いアレルギー反応(過敏症)を起こしたことがある方
- 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡、重症感染症、手術前後など
特に注意して使う方(慎重投与)
- 肝機能障害のある方
- 中等度以上の腎機能障害のある方
- 高齢者の方
併用に注意が必要な薬
他の糖尿病薬(特にSU剤やインスリン)と併用すると低血糖のリスクが高まります。
また、ステロイド薬などは血糖値を上げる作用があるため注意が必要です。
使用上の注意
| 肝機能のチェック | 飲み始めの1年間は、定期的に(3ヶ月に1回程度)血液検査で肝臓の状態を確認しましょう。 |
| 低血糖の準備 | 念のため、ブドウ糖や砂糖を常に携帯しておくと安心です。 |
| シックデイの対応 | 熱が出たり、食欲がなかったりするときは、服用をどうするか事前に医師に確認しておきましょう。 |
ジェネリック
「ビルダグリプチン錠」という名称でジェネリック医薬品(後発品)が出ています。
薬価
時期によって金額は変わってきますが、以下のような目安です。
| 薬剤名 | 区分 | 薬価(1錠) | 3割負担の目安(30日分) |
|---|---|---|---|
| エクア錠50mg | 先発 | 70.0円 | 約1,260円 |
| ビルダグリプチン錠50mg | 後発 | 24.2円 | 約436円 |
※2024年1月現在
※薬価は改定などで変わる可能性があります。
※これに調剤料や診察料などが加算されます。
添付文書
よくある質問(FAQ)
Q.妊婦・授乳中でも使えますか?
原則として避けてください。
通常、妊娠中の糖尿病治療はインスリン注射が検討されます。
Q.子どもでも使えますか?
お子様に対する安全性はまだ確立されていません。
Q.飲むと眠くなりますか?運転はできますか?
基本的には大丈夫ですが、低血糖によるふらつきには注意してください。
Q.いつから効き始めますか?
飲んでから1.5時間ほどで薬の血中濃度が最大になります。数日間飲み続けることで、血糖値が安定し始めます。
Q.お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?
過度な飲酒は低血糖の原因になったり、肝機能に負担をかけたりするため控えましょう。
まとめ
エクアは「朝と夕の1日2回」の服用で、1日中安定して血糖値をコントロールしてくれる頼もしいお薬です。食事の前後を気にせず飲めるため、忙しい方でも続けやすいのが大きなメリットですね。
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