「あれ、なんだか熱っぽい…これってコロナ?」 「コロナ検査をしたいけど、どのタイミングで、どの検査を受ければいいんだろう?」
発熱や喉の痛みといった症状が出ると、不安になると同時に、検査に関するたくさんの疑問が浮かびますよね。5類感染症になってから検査方法も多様化し、ますます迷いやすくなっています。
この記事では、2025年現在のコロナ検査について、自分で手軽にできるコロナ検査キットから、病院や薬局で受けられる検査の種類、そしてそれぞれの費用や結果がわかるまでの時間を分かりやすく解説します。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは?
新型コロナウイルス感染症は、「SARS-CoV-2」というウイルスが体の中に入ることで起こる病気です。
主な症状は、発熱や咳、のどの痛み、だるさなどで、風邪とよく似ています。
多くの人は軽症で回復しますが、特にご高齢の方や持病がある方は、肺炎など重い症状になることがあるため注意が必要です。

今受けられるコロナ検査は主に3種類
まず、目的別に3つの検査があることを理解しておきましょう。
① 抗原定性検査(抗原検査)
ウイルスの特徴的な形の一部(タンパク質)を検出する検査です。
短時間で結果がわかるのが最大のメリットで、薬局などで購入できる自宅用の検査キットはこのタイプです。

② PCR検査(核酸増幅検査)
ウイルスの遺伝子を増幅させて検出する検査です。
抗原検査よりも感度が高く、ごく微量のウイルスも検出できるため、より正確な診断が可能です。
主に医療機関で実施されます。

③ 抗体検査
過去にコロナに感染したか、またはワクチン接種によって免疫(抗体)を獲得しているかを調べる検査です。
「今、感染しているか」を調べるのには向いていません。

コロナ検査を受けるべき「タイミング」は?
正しい結果を得るためには、検査のタイミングが非常に重要です。
抗原検査のタイミング
抗原検査で正確な結果を得るには、体内のウイルス量が十分に増えている必要があります。
そのため、症状が出てから12時間~24時間以降の検査が推奨されています。
発熱直後など、症状が出てすぐの検査は、ウイルス量が少なく陰性と出てしまう可能性が高いため避けましょう。
PCR検査のタイミング
PCR検査は感度が高いため、症状があればいつでも検査可能ですが、こちらも発症から少し時間を置いた方がより確実です。

薬局で買える検査キットは「抗原検査」
最も手軽なのが、自分でできるコロナ検査キット(抗原検査)です。
どこで買えるの?
薬局やドラッグストアで購入できます。
その際、国が承認した「体外診断用医薬品」または「第一類医薬品」と表示された製品を選びましょう。「研究用」と書かれたものや何も表記がないものは精度が保証されていないため注意が必要です。
費用と所要時間
- 費用:1キットあたり1,000円~2,000円程度が目安です。
- 時間:検体を採取してから約15分で結果がわかります。
正しい使い方と注意点
鼻の粘液を綿棒でしっかりこすり取ることが正しい結果を得るコツです。
使用前に必ず説明書をよく読みましょう。
ウイルス量が少ないと、本当は感染しているのに陰性と出てしまう「偽陰性」の可能性もあります。

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病院でのコロナ検査
症状が重い場合や、より正確な診断を求める場合は、病院での検査を検討しましょう。
どんな時に病院で検査すべき?
- 息苦しさや38.5℃以上の高熱が続くなど、症状が重い場合
- 高齢者や基礎疾患があり、重症化リスクが高い場合
- 職場や学校から確定診断の証明を求められた場合

費用と結果が出るまでの時間
- 費用: 健康保険が適用され、3割負担の場合で3,000円~5,000円程度が目安です(診察料などを含む)。
- 時間: 抗原検査ならその日のうちに、PCR検査は翌日以降に結果が判明するのが一般的です。
過去の感染を知る「抗体検査キット」とは?
現在の感染状況ではなく、過去の感染歴を調べるのが抗体検査キットです。
抗体検査でわかること

「過去に新型コロナに感染したことがあるか」や、「ワクチン接種によって抗体ができているか」の目安を知ることができます。
どんなときにやるの?
「症状はなかったけど、あの時の体調不良はコロナだったのかな?」といった疑問を持つ方などが、自身の免疫状態の参考にするために使用します。

インフルエンザと同時検査はできるの?

コロナは、高熱や関節痛などインフルエンザと症状がよく似ています。中には「同時にかかってしまった」ということもあります。
インフルエンザとコロナは医師が必要と判断すれば同時に検査可能です。
多くの医療機関では、コロナとインフルを一度に調べられる同時検査キットを用いて診断します。
検査結果が「陽性」「陰性」だった場合の対応
検査結果が出た後、どのように行動すればよいのでしょうか。
「陽性反応」が出たら
国が推奨する療養期間(例:発症後5日間は外出を控える)を目安に、自宅で安静に過ごしましょう。
会社や学校にはルールに従って報告し、同居家族がいる場合は、マスク着用や換気などの感染対策を心がけてください。
「陰性」でも安心は禁物
前述の通り、検査のタイミングが早すぎた場合などに「偽陰性」となることがあります。
陰性でも症状が続く場合は、1日程度時間をおいて再検査するか、かかりつけ医に相談しましょう。
コロナ検査に関するよくある質問【FAQ】
症状はないけど濃厚接触しました。検査すべき?
現在、濃厚接触者の特定や待機は求められていません。無症状であれば必須ではありませんが、高齢者や基礎疾患のある方に会う予定があるなど、心配な場合は症状がなくても接触から2〜3日後に抗原検査をすると安心材料の一つになります。
検査キットはどっちの鼻でやればいい?
製品の説明書に従うのが基本ですが、より多くの検体を採取するために両方の鼻の穴から採取することを推奨している製品が多いです。鼻水が出ている方の鼻で行うと、ウイルスを検出しやすい場合があります。
陽性ラインの濃さは関係ありますか?
関係ありません。陽性(T)のラインがうっすらとでも現れた場合は「陽性反応」と判断します。線の濃淡はウイルス量の多さを必ずしも反映するものではないため、「薄いから大丈夫」と自己判断しないようにしましょう。
コロナの治療はウチカラクリニックオンライン診療へ!
コロナ検査のタイミングや種類など、具体的な対策が見えてきたかと思います。しかし、実際に発熱や喉の痛みといった症状が出た時、「どの検査キットを使えばいいの?」「陽性だったけど、どうすれば…」と、体調が悪い中で冷静な判断が難しい場面は少なくありません。
「この症状で病院に行くべきか、すぐに医師に相談したい」
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コロナの症状が出た時に安心して療養するためには、正しい知識を持つことはもちろん、「体調の変化について、いざという時にすぐ相談できる」という安心感の確保が何よりの対策になります。あなたのつらい症状や検査に関する不安に寄り添い、最適な療養方法をウチカラクリニックの専門の医師と一緒に見つけていきましょう。
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この記事の監修者

ウチカラクリニック代表医師
森 勇磨
経歴
東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。