オンライン診療で可能な薬の処方日数
オンライン診療での薬の処方日数は、疾患の種類や状態、治療状況などによって異なります。
まず、厚生労働省のオンライン診療の指針における決まりとしては、お薬手帳や健康診断の結果など、「これまでの処方内容の記録」を提示していただいた場合8日以上の処方が可能になります。
その上で基本的に安定している疾患の場合、初診は30日分まで、再診は60日分までの処方を行っております。

処方可能な日数の目安
慢性疾患の場合(症状が安定している方)
- 初診の場合:30日分
- 再診の場合:30日〜60日分
当院では慢性疾患の定期処方について、症状が安定している場合は最大60日分まで処方可能です。ただし、初めてのオンライン診療の場合は、安全性を考慮して30日分を上限としています。
急性疾患の場合
- 一般的な感染症(風邪など):3日〜7日分
- 繰り返す軽度〜中等度の急性疾患:5日〜14日分
急性疾患の場合は症状の経過観察が重要なため、比較的短期間の処方となります。長期間症状が改善しない場合は再診または対面診療をお勧めする場合がございます。
長期の処方をして欲しい場合
旅行や出張など特別な事情がある場合は、事前にご相談いただければ通常より長めの処方を検討いたします。
定期的な通院歴、症状の安定性、適切な服薬管理ができていることなどが条件となります。
医師と相談の上、徐々に処方日数を延ばしていくことが一般的です。
オンライン診療での薬の処方についてご不明な点があれば、
お気軽に当院までお問い合わせください。