「同じ職場にいても、なぜか何度もコロナに感染する人と、一度もかからない人がいる…」 「自分は新型コロナに感染しやすい体質なのかもしれない」
そんな風に感じたことはありませんか?5類感染症となり、社会は平時を取り戻しつつありますが、ウイルスの脅威が消えたわけではありません。
この記事では、2025年現在の最新の情報に基づき、科学的に分かっている「コロナになりやすい人」の特徴を3つの大きな要因に分けて解説します。また、多くの人が気になる「血液型」と感染リスクの関係についても、研究結果を基に分かりやすくお伝えします。
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INDEX
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは?
新型コロナウイルス感染症は、「SARS-CoV-2」というウイルスが体の中に入ることで起こる病気です。
主な症状は、発熱や咳、のどの痛み、だるさなどで、風邪とよく似ています。
多くの人は軽症で回復しますが、特にご高齢の方や持病がある方は、肺炎など重い症状になることがあるため注意が必要です。

コロナになりやすい血液型は?
「O型はコロナにかかりにくい」「A型はかかりやすい」という話を耳にしたことはありませんか?
「O型はかかりにくい」噂の出どころ
パンデミックの初期から、世界中で血液型と新型コロナの感染リスクに関する研究が行われました。
その結果、複数の研究で
- O型の人は他の血液型の人に比べて、感染リスクが統計的にわずかに低い
- A型の人は他の血液型の人に比べて、感染リスクが統計的にわずかに高い
というデータが報告されました。
※参考文献
Ellinghaus D, Degenhardt F, Bujanda L, et al.; Severe Covid-19 GWAS Group. Genomewide Association Study of Severe Covid-19 with Respiratory Failure. New England Journal of Medicine. 2020;383(16):1522–1534. doi:10.1056/NEJMoa2020283
Barnkob MB, Pottegård A, Støvring H, et al. Reduced prevalence of SARS-CoV-2 infection in ABO blood group O. Blood Advances. 2020;4(20):4990–4993. doi:10.1182/bloodadvances.2020002657
Franchini M, Cruciani M, Mengoli C, et al. ABO blood group and COVID-19: an updated systematic literature review and meta-analysis. Blood Transfusion. 2021;19(4):317–326. doi:10.2450/2021.0049-21
Balaouras G, Ntanasis-Stathopoulos I, Karampela M, et al. Systematic review and meta-analysis of the effect of ABO blood group on COVID-19 infection susceptibility. PLOS ONE. 2022;17(8):e0271451. doi:10.1371/journal.pone.0271451
なぜ差が出る可能性があるの?

一つの仮説として、ウイルスが人の細胞に侵入する際に、赤血球の表面にある血液型を決定する物質(抗原)が何らかの形で影響しているのではないか、と考えられています。
過度な心配は不要
重要なのは、これが「あくまで統計上のわずかな差」であるという点です。
研究結果はありますが、その影響はごく小さく、血液型だけで感染リスクが決まるわけでは決してありません。
O型だからと油断したり、A型だからと過度に心配したりする必要はありません。
後述する要因の方が、はるかに大きな影響を与えます。
コロナになりやすい人を決める「3つの要因」
様々な研究から、新型コロナウイルスに感染しやすいかどうかは、単一の理由ではなく、主に以下の3つの要因が複雑に絡み合って決まることがわかっています。

- ウイルスへの曝露(接触)機会
- 免疫力の状態
- 基礎疾患の有無
自分や家族がどれに当てはまるか、一つずつ詳しく見ていきましょう。
ウイルスとの接触が多い環境
最もシンプルで大きな要因は、「ウイルスにどれだけ多く、また長時間接触したか」です。
感染対策を徹底していても、以下のような環境に身を置く時間が長いほど、感染リスクは自然と高まります。
人との距離が近い・換気が不十分
満員電車での通勤や、大規模な屋内イベント、窓のない会議室での長時間の会議など、物理的にウイルスを含んだ飛沫に接触する機会が多い環境は、感染の温床となり得ます。

家庭内・職場内での感染

現在のコロナ感染経路として最も多いのが、家庭や職場といった長時間過ごす空間での接触です。
同居する家族や毎日顔を合わせる同僚に感染者が出た場合、どんなに気をつけていても完全に接触を避けることは難しく、感染しやすくなります。
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免疫機能が低下している状態
同じ量のウイルスに曝露しても、感染する人としない人がいるのはなぜでしょうか?その鍵を握るのが「免疫力」、つまり体の防御システムです。
以下のような状態は、免疫機能の低下に繋がります。
生活習慣の乱れ

- 睡眠不足:睡眠中に免疫細胞が活性化するため、睡眠が足りないと防御力が低下します。
- 栄養バランスの偏り:特にビタミンやミネラルは、免疫機能を正常に保つために不可欠です。
- 過度なストレス:ストレスホルモンは免疫の働きを抑制することが知られています。
- 運動不足:適度な運動は血行を促進し、免疫細胞を活性化させます。
喫煙の習慣
タバコの煙は、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ気道の粘膜や線毛を傷つけます。
これにより、体の第一のバリア機能が弱まり、新型コロナウイルスが侵入しやすくなります。

加齢による影響

年齢を重ねると、体の様々な機能が変化するのと同様に、免疫機能も自然に低下していきます。
これを「免疫老化」と呼び、高齢者が感染症にかかりやすく、また重症化しやすい理由の一つとされています。
重症化リスクにもなる基礎疾患
特定の持病(基礎疾患)がある方は、免疫機能に影響が出やすいため、コロナに感染しやすく、さらに重症化するリスクも高いことが分かっています。
特に注意が必要なのは以下のような疾患です。
- 糖尿病
- 慢性的な呼吸器の病気
(COPDなど) - 心臓の病気、高血圧
- 肥満(BMI30以上)
- がん、慢性腎臓病

これらの疾患をお持ちの方は、より一層丁寧な感染対策が求められます。
コロナになりやすい人に関するよくある質問【FAQ】
ストレスは本当に感染しやすさに関係ありますか?
はい、関係があります。強いストレスが長期間続くと、ストレスホルモン「コルチゾール」が過剰に分泌されます。このコルチゾールには免疫の働きを抑制する作用があるため、結果的にウイルスなどへの抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすくなると考えられています。
子供は大人よりかかりにくいのですか?
流行初期にはそのように考えられていましたが、変異を繰り返す中で、お子さんの感染も一般的になりました。子供は感染しても症状が軽いか、無症状の場合も多いですが、大人と同様に感染し、他の人にうつす可能性は十分にあります。
一度かかったら、かかりにくくなりますか?
一度コロナに感染すると、そのウイルスに対する免疫ができます。しかし、その免疫は時間と共に弱まっていきますし、新しいタイプの変異株には効果が薄れることがあります。
そのため、何度も繰り返し感染する可能性は誰にでもあります。
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新型コロナになりやすい人の特徴や、生活習慣の重要性など、具体的な対策が見えてきたかと思います。しかし、実際に「自分はリスクが高いかもしれない」「この生活習慣で大丈夫だろうか…」と、ご自身の状況に当てはめて考えると、不安が尽きない場面は少なくありません。
「自分の基礎疾患や生活習慣について、一度医師に相談しておきたい」
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この記事の監修者

ウチカラクリニック代表医師
森 勇磨
経歴
東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。