膀胱炎になってしまった時、特に性行為の後に症状が出た場合、「もしかして、彼から変な菌をうつされた…?」「これって性病なの?」と、パートナーには直接聞けない不安で一人で悩んでしまう方は少なくありません。
この記事を読めば、膀胱炎と性行為の正しい関係が分かり、「うつるのか」「彼氏のせいなのか」といった疑問が医学的根拠をもってスッキリ解消されます。
治療中の性行為が大丈夫なのか、そして今後繰り返さないための具体的な予防法まで、医師が詳しく解説します!
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INDEX
膀胱炎とは?
まず基本的なこととして、膀胱炎とは、尿を溜める臓器である「膀胱」に細菌が侵入し、粘膜で炎症が起こる病気です。
主な症状は、

- 頻尿(トイレが近い)
- 排尿時痛(排尿の終わりにツーンと痛む)
- 残尿感(スッキリしない感じ)
の3つです。
特に女性は、男性に比べて尿道が短く、細菌のいる肛門と尿道口が近いため、細菌が膀胱に到達しやすく、発症しやすいと言われています。
さらに詳しい膀胱炎の解説はこちらの記事をチェック!
→膀胱炎の症状は?原因や薬は?やってはいけないこと、治し方を医師が解説!【医師監修】
膀胱炎はうつるの?
皆さんが最も不安に思っているであろう結論からお伝えします。
膀胱炎は、クラミジアや淋病のような性感染症(性病/STD)ではありません。
そのため、性行為によってパートナーからあなたへ、あるいはあなたからパートナーへ「うつる」病気ではないということを、まずはっきりとご理解ください。
原因は、多くの場合、あなた自身の腸内にいる大腸菌などの細菌です。

彼氏のせいじゃない?性行為が引き金になる理由。
「うつる訳ではないのに、なぜセックスの後に決まって症状が出るの?」と疑問に思いますよね。
それは、性行為が膀胱炎の直接の「原因」ではなく、「引き金(誘因)」になりやすいためです。
性行為の物理的な刺激によって、肛門周辺や膣の入口付近にいるあなた自身の大腸菌が、尿道口の方へ押し込まれてしまうことがあります。
つまり、「彼氏が菌を持っていた」のではなく、「性行為という行為そのものが、自分の菌を膀胱に侵入しやすくしてしまった」というのが医学的な事実です。
このメカニズムを理解すれば、「彼氏のせいかも」という誤解を解き、パートナーを責めたり、不要な心配をしたりすることを避けることができます。
膀胱炎のとき、性行為は大丈夫?
治療中はセックスを控える
排尿痛や頻尿などの症状がある間の性行為は、炎症を起こしている膀胱や尿道をさらに刺激し、症状を悪化させ、治りを遅らせる原因になります。
治療に専念するため、症状があるうちは絶対に控えてください。

症状が完全になくなってから再開

抗菌薬を飲み始めて症状が楽になっても、まだ菌が残っている可能性があります。
再開の目安は、処方された薬をすべて飲み終え、頻尿や排尿痛といった症状が完全になくなってから2〜3日後です。中途半端な状態での再開は、すぐに再発する大きなリスクとなります。
再開後も「予防ケア」を
一度治っても、油断は禁物です。
膀胱炎は繰り返しやすい病気だからこそ、治った後の性行為では、次に説明する予防ケアを習慣にすることが非常に大切です。

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膀胱炎を予防する、性行為前後のセルフケア
今後の安心したパートナーシップのために、以下の具体的な予防策をぜひ実践してください。
性行為の前に

水分を少し摂っておくと、終わった後すぐに排尿しやすくなります。
また、可能であればシャワーを浴びて、お互いに陰部を清潔にしておきましょう。
性行為の後に
終わったら、できるだけすぐにトイレに行き排尿してください。
これが、尿道口付近に押し込まれた可能性のある細菌を、尿と一緒に体外へ洗い流すのにいいでしょう。

普段の生活

体を冷やさない、疲れやストレスを溜めないなど、体の免疫力を高く保つことも、細菌に負けない体を作る上で重要です。
性行為と膀胱炎に関するFAQ
パートナー(彼氏)も検査や治療が必要ですか?
いいえ、膀胱炎はSTDではないため、パートナーの検査や治療は不要です。彼が菌を持っているわけではありません。
コンドームは膀胱炎の予防になりますか?
細菌の物理的な移動をある程度防ぐ効果は期待できますが、それ以上に性行為後の排尿が予防として最も重要です。
症状はないけど、性行為後に下腹部に違和感があります。
膀胱炎のなりかけかもしれません。まずは意識して水分をたくさん摂り、排尿を心がけて様子を見てください。違和感が続く、または痛みが出るようなら膀胱炎やその他の病気の可能性もあるのですぐに受診しましょう。
オーラルセックスでも膀胱炎になりますか?
可能性は低いですが、口腔内の細菌が尿道口に入ることで、まれに原因となることもあります。
膀胱炎の治療はウチカラクリニックオンライン診療へ!
膀胱炎と性行為の本当の関係は、「うつる・うつされる」という性感染症(STD)の考え方とは全く異なります。原因は自分自身の細菌であり、性行為はあくまで「引き金」であるという正しい知識を持つことが、不要な不安やパートナーとの誤解を解消する第一歩です。
「彼氏のせいかも」と一人で悩むのではなく、治療中はしっかり休み、性行為後はすぐに排尿するといった具体的な予防策を実践すること。そして、ご紹介したセルフケアを習慣にし、膀胱炎を繰り返さない体を目指してみてください。
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つらい症状を我慢したり、パートナーとの大切な関係に悩んだりする必要はありません。あなたのライフスタイルや悩みに寄り添いながら、無理なく続けられる治療法や予防策を専門の医師と一緒に見つけていきましょう。
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この記事の監修者

ウチカラクリニック代表医師
森 勇磨
経歴
東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。