うつ病

うつ病の危険な初期症状は?「もしかして?」と思ったら、セルフチェック診断テスト!【医師監修】

「最近、なんだかやる気が出ない…」 「前は楽しかったはずなのに、何も感じなくなった」 「ささいなことでイライラしたり、急に涙が出たりする」

そんな「いつもと違う」心の不調を感じていませんか? それは、あなたの「甘え」や「気の持ちよう」ではなく、うつ病の危険な「初期症状」かもしれません。

うつ病は、早期にそのサインに気づき、適切に対処することが、なによりも早い回復につながります。

この記事では、ご自身の現在の心の状態を客観的に把握できる「うつ病セルフチェック診断テスト(PHQ-9)」をご用意しました。 特に注意すべき「うつ病の初期症状」についても医師が詳しく解説します。

最後まで読んでうつ病の正しい知識を身に着けていきましょう!

 

主な診療科目:一般内科、皮膚科、小児科、婦人科、アレルギー外来など

うつ病セルフチェック診断テスト

まずは、ご自身の状態をチェックしてみましょう。 以下の9つの質問について、「過去2週間」のあなたに、どのくらい当てはまるかを直感でお答えください。

このテストは、うつ病のスクリーニングとして世界的に広く使われている「PHQ-9」を基にした簡易的なものです。 これは医学的な診断ではありません。 あくまでご自身の状態を知るための「目安」としてご使用ください。

 

うつ病セルフチェック (PHQ-9)

過去2週間のあなたの状態について、
最も当てはまるものを選んでください。

Q1.物事にほとんど興味がない、または楽しめない

Q2.気分が落ち込む、憂うつだ、または絶望的だ

Q3.寝つきが悪い、途中で目が覚める、または逆に寝すぎる

Q4.疲れた感じがする、または気力がない

Q5.あまり食欲がない、または食べすぎる

Q6.自分はダメだ、または家族や自分自身を失望させている、と感じる

Q7.新聞を読む、テレビを見るなど、物事に集中するのが難しい

Q8.他人が気づくほど、そわそわしたりイライラする。または逆に、動きや話し方が遅くなる

Q9.死んだほうがましだ、または自分を何らかの方法で傷つけたい、と思う

Q10.もし上記のいずれかの問題があった場合、それらの問題によって、仕事や家事、または他者との関わり合いにどれくらい困難を感じましたか?

<このチェックについて>

  • このセルフチェックは、うつ病の可能性に気づくための目安であり、医学的な診断に代わるものではありません。
  • PHQ-9は、うつ病の重症度を評価するために医療現場で広く用いられている質問票です。
  • 質問9(「死にたい」「自分を傷つけたい」)で「まったくない」以外を選んだ方は、合計点に関わらず、できるだけ早く専門の医療機関(精神科、心療内科)や相談窓口にご相談ください。
  • 結果が「軽度」以上の場合や、点数が低くても生活上の困難(質問10)を感じている場合は、専門家への相談をご検討ください。

 

特に注意すべき「初期症状」

セルフチェック、お疲れ様でした。 もし合計点数が高かった場合、あるいは点数に関わらず「当てはまる項目があって辛い」と感じた場合は、あなたが「助けを求めてもいい」というサインです。

うつ病は、人によって様々なサインの現れ方がありますが、特に見逃してはいけない「初期症状」があります。

心の初期症状

興味・関心の喪失

「これまで大好きだった趣味が、急につまらなく感じ、やる気が起きない」「テレビを見ても笑えない」など、”喜び”の感情が麻痺したようになるのは、うつ病の非常に代表的な初期症状です。

持続する気分の落ち込み

一時的な落ち込みは誰にでもありますが、それが2週間以上、ほとんど毎日、一日中続く場合は注意が必要です。「理由もないのに涙が出る」といった症状も含まれます。

不安感・焦燥感(ソワソワする)

「漠然とした不安が常につきまとう」「じっとしていられず、落ち着かない」といった焦りの感情も、うつ病のサインとして現れることがあります。

 

体の初期症状

うつ病は「心の病気」と思われがちですが、初期症状は「体の不調」として現れることが非常に多いのが特徴です。

睡眠障害(眠れない・寝すぎる)

寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)」「朝、必要以上に早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)」といった不眠症状は、うつ病の代表的な身体症状です。
逆に、「いくら寝ても眠い」「一日中寝てしまう(過眠)」という形で現れることもあります。

食欲の変化(食べられない・食べすぎる)

「何をみても食欲がわかない」「砂を噛んでいるようですべてが美味しくない」といった食欲不振や、「無意識に甘いものばかり食べ続けてしまう(過食)」といった、極端な変化が起こることがあります。

原因不明の倦怠感・疲労感

「体が鉛のように重い」「朝、ベッドから起き上がれない」「何もしていないのに、ひどく疲れている」といった倦怠感も、脳のエネルギー切れが体に現れているサインです。

その他の身体症状

頭痛、肩こり、めまい、動悸、胃の不快感など、内科などで検査をしても「異常なし」と言われる原因不明の体調不良(不定愁訴)が続く場合、うつ病が隠れている可能性があります。

 

そもそも「うつ病」とは?

これらの症状は、決して「気持ちの問題」や「甘え」ではありません。

うつ病は、ストレスや過労など、様々な要因が引き金となり、感情や意欲をコントロールする脳の機能が一時的に低下し、エネルギーが枯渇してしまった状態です。

脳のエネルギーが不足すると、上記のような「心」と「体」の両方にサインが現れます。 うつ病は、適切な休養と治療によって必ず回復できる病気です。まずは「自分のせいだ」と責めずに、今の状態を正しく知ることが大切です。

 

うつ病について詳しい解説はこちら!
🔗うつ病とは?正しい知識を医師が徹底解説!

 

 

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よくあるご質問(FAQ)

Q. セルフチェックの点数が高かったら、うつ病確定ですか?

いいえ、このチェックだけでうつ病と診断することはできません。うつ病の診断は、医師がご本人の状況や症状の経過を詳しくお伺いした上で、総合的に判断します。このチェックは、あくまで「専門家に相談したほうが良いか」を判断するための一つの目安とお考えください。

Q. 何点からが「危険」ですか?

点数も一つの目安ですが、それ以上に「ご本人がどれだけ辛いか」「日常生活にどれだけ支障が出ているか」が重要です。
点数が低くても、特定の症状(例:「気分が落ち込む」「死にたいと思う」など)が続いて辛い場合は、専門家への相談をお勧めします。特に(9)の「死にたい」という気持ちが少しでもあった場合は、点数に関わらず、できるだけ早くご相談ください。

Q. うつ病の相談は、何科に行けばいいですか?

心療内科、または精神科が専門となります。どちらに行けばよいか迷う場合でも、ウチカラクリニックのオンライン診療にご相談いただければ、専門医が丁寧にお話を伺いますのでご安心ください。

Q. うつ病の「末期症状」とは、どのような状態ですか?

医学的に「末期」という言葉はありませんが、症状が非常に重症化した状態を指します。例えば、「全く動けない・食事がとれない」「常に死ぬことばかり考えてしまう」「妄想が出る」など、命の危険がある状態です。このレベルになる前に、早めに治療を開始することが大切です。

Q. うつ病に「なりかけ」かもしれません。悪化させないための対処法は?

「なりかけ」の段階で対処することは非常に重要です。まずは以下の4つを心がけてください。

  1. 何よりも「休む」(頑張るのをやめる)
  2. 生活リズムを整える(日光を浴びる)
  3. 一人で抱え込まない(誰かに話す)
  4. 大きな決断(退職など)をしない
    →セルフケアで改善しない場合は、悪化する前に早めに専門家へご相談ください。

Q. うつ病ではなく、「適応障害」とは違うのですか?

適応障害は、ある特定のストレス(例:職場の異動、人間関係など)が原因で心身の不調が出る状態です。ストレスの原因から離れると症状が和らぐことが多いのが特徴です。
一方、うつ病はストレス源から離れても症状が持続します。どちらの可能性もあるため、自己判断せず医師にご相談ください。

まとめ

うつ病の「初期症状」は、誰にでも起こりえます。 今回のセルフチェックで「もしかして?」と感じたことは、あなたの心が「少し休みたい」「助けてほしい」と送っている大切なSOSサインかもしれません。

そのサインに気づけたこと、そしてセルフチェックをしてみようと思ったこと自体が、ご自身を労わるための、とても重要で勇気ある「はじめの一歩」です。

決して一人で抱え込まず、その一歩の続きを、私たちウチカラクリニックの専門医に相談してみませんか?

あなたの心と体が、一日も早く元気になるよう、私たちが全力でサポートします。

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経歴

東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。

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