「風邪は治ったはずなのに、頭や顔が痛い…」「ずっと鼻の奥に違和感がある…」
その違和感、実は「副鼻腔炎(蓄膿症)」のサインかもしれません。副鼻腔炎の症状は、単なる「鼻づまり」の枠を超え、顔全体の痛みや思考力の低下、さらには味覚の異常にまで及びます。放置して「慢性化」させてしまうと、完治までに数ヶ月かかることもしばしばです。
この記事では、見逃してはいけない典型的な症状と、あなたの不調を判定する「30秒セルフチェック」を医師が詳しく解説します。
目次
副鼻腔炎(蓄膿症)セルフチェック診断
以下の項目の中で、今のあなたに当てはまるものにチェックを入れてください。
そもそも副鼻腔炎(蓄膿症)とは?はこちらの記事で解説しています。
副鼻腔炎セルフチェック
※本セルフチェックはあくまで目安であり、医師による診断に代わるものではありません。
※正確な診断には医師の診察が必要です。症状がある場合や不安な方は、早めに医療機関を受診してください。
副鼻腔炎(蓄膿症)の主な症状|黄色い鼻水・頭痛・顔の痛み
副鼻腔炎のサインは、鼻水だけではありません。咳や発熱など、一見「風邪かな?」と思う症状でも、実は副鼻腔炎が原因であるケースが多くあります。
黄色・緑色の「ドロドロ鼻水」
風邪の引き始めは透明でサラサラしていますが、炎症が進み、副鼻腔炎(特に急性副鼻腔炎)になると、黄色や緑色で粘り気のある鼻水に変わります。
これは、鼻の奥の空洞(副鼻腔)での炎症によって生じた「膿(うみ)」や細菌の死骸による影響の可能性が高いです。
鼻水が出ないのに顔が痛い
「鼻水は出ていないのに、なんとなく鼻声で、顔が痛い」。これは「鼻づまり(鼻閉)」によって、膿が外に出られず副鼻腔内に溜まってしまっている状態です。圧迫感や痛みが強い場合は、副鼻腔炎の可能性があります。
止まらない咳・痰(後鼻漏)
「咳が長引いて止まらない」という症状も、副鼻腔炎の特徴の一つです。鼻水が喉の方へ流れ落ちる「後鼻漏(こうびろう)」が気管を刺激し、特に夜寝る時や朝起きた時に激しい咳き込みを引き起こします。
発熱・だるさ
急性副鼻腔炎では、38度以上の発熱を伴うこともあります。
一方、慢性副鼻腔炎では高熱が出ることは稀ですが、微熱や「なんとなく体がだるい」という倦怠感が続くことがあります。

痛い場所でわかる!副鼻腔炎の頭痛・顔面痛の特徴
「頭痛がひどい」「顔面が痛い」というのも、副鼻腔炎の代表的な悩みです。炎症が起きている場所(副鼻腔の空洞)によって、痛む場所に特徴があります。
- 頬が痛い・歯が痛い(上顎洞炎)
最も多いタイプです。頬骨のあたりが痛むほか、「上の奥歯が虫歯のようにズキズキ痛む」ことがあります。歯科に行っても異常がない場合は、副鼻腔炎を疑いましょう。
- 額(おでこ)や眉間が痛い(前頭洞炎)
おでこの中心や眉間あたりに、ズーンとした重い痛みを感じます。
- 目の奥・鼻の付け根が痛い(篩骨洞炎)
目頭や鼻の付け根あたりに痛みを感じます。
- 頭の芯・後頭部が痛い(蝶形骨洞炎):
頭のど真ん中や、首の後ろ・後頭部に重苦しい痛みを感じるのが特徴で、眼精疲労と間違われやすいです。
最大の特徴は「下を向くと痛い」こと
副鼻腔の中に溜まった膿は液体です。
そのため、お辞儀をしたり、スマホを見るために下を向いたりすると、膿が移動して神経を圧迫し、痛みが強くなる(拍動性の痛み)のが大きな特徴です。

「風邪」か「副鼻腔炎」かを見分けるポイント
「風邪が長引いているだけ」と放置してしまうと、慢性化(蓄膿症)するリスクがあります。以下の特徴があれば、副鼻腔炎の可能性が高いでしょう。
| 症状の期間 | 風邪の多くは1週間程度で治まりますが、10日以上症状が続く。 |
| ぶり返し | 一度治りかけたのに、再び鼻水や顔の痛みが悪化した(二峰性の経過)。 |
| 鼻水の色 | 透明ではなく、黄色や緑色の鼻水が続く。 |
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副鼻腔炎で匂い(臭い)がしない・味がしないのは?
「最近、コーヒーの香りがわからない」「味付けが濃くなった気がする」。これも副鼻腔炎でよく見られる症状です。

鼻の中の粘膜が腫れて、匂いを感じる神経の通り道が塞がってしまう「呼吸性嗅覚障害」が主な原因です。
匂いがわからないと風味を感じられないため、味覚に異常があるように感じてしまいます。
炎症が長期にわたると、回復に時間がかかることもあるため、「匂いが弱くなった」と感じたら早めの対応が望ましいです。
「匂いが変だな」と思ったら、と思ったら、早めの受診が鉄則です。
なお、嗅覚低下はアレルギー性鼻炎や鼻茸(ポリープ)、風邪の後、あるいはコロナなど、様々な病気で起こり得る症状です。
なぜ「ロキソニン」を飲んでも頭痛が治らないの?
「頭が痛いからロキソニンを飲んだけど、全然効かない…」。そんな経験はありませんか?
一般的な頭痛(緊張型頭痛や片頭痛)と違い、副鼻腔炎の頭痛の原因は「出口の塞がった副鼻腔内に膿が溜まり、内圧が高まっていること」にあります。
ロキソニンなどの一般的な解熱鎮痛剤(NSAIDs)は、痛みや炎症の元となる物質(プロスタグランジン)の産生を抑えることで痛みを和らげます。しかし、根本の原因である「物理的な圧力」を下げない限り、鎮痛薬だけで痛みを取り除くのは困難です。
痛みを解消するには、鎮痛薬だけでなく、「膿を出しやすくする薬(去痰薬)」や、必要に応じて「炎症そのものを鎮める治療」を組み合わせて、圧(内圧)を下げる必要があります。
具体的な薬の選び方については副鼻腔炎の薬ガイドで詳しく解説しています!
よくある質問 (FAQ)
Q1. 鼻水が黄色くないのですが、副鼻腔炎の可能性はありますか?
はい、あります。炎症の初期や、逆に慢性化して鼻水が乾燥してしまっている場合、黄色く見えないこともあります。色がついていなくても「顔が重い」「鼻が詰まって苦しい」という症状があれば受診をおすすめします。
Q2. 匂いがしないのが一番不安です。これは治りますか?
副鼻腔炎が原因の嗅覚障害の多くは鼻閉に伴う「呼吸性」であり、治療によって鼻が通るようになれば改善が期待できます。ただし、炎症が長期間続くと回復に時間がかかる場合があるため、早期の治療相談が重要です。
Q3. 子供も副鼻腔炎になりますか?
はい、なります。お子さんの場合、「鼻をずっとすすっている」「いびきをかくようになった」「妙に不機嫌、集中力がない」といったサインが副鼻腔炎の隠れたメッセージであることが多いです。
Q4. 「鼻茸(はなたけ)」って何ですか?症状でわかりますか?
鼻茸は、炎症が続いたことで鼻の粘液がプニプニしたポリープ状に腫れたものです。自分で鏡で見てもなかなかわかりませんが、「常に鼻が完全に塞がっている」「鼻をかんでも全く鼻水が通らない」という場合は、鼻茸ができている可能性があります。
Q5. 歯が痛いのですが、まず耳鼻科に行くべきですか?
上の奥歯だけが痛む場合、まずは歯科を受診してみるのが一般的です。もし歯科で「歯には異常がない」と言われたり、鼻水や頬の重みを伴っていたりする場合は、速やかに耳鼻科に相談してください。
Q6. セルフチェックで可能性が高いと出ましたが、抗生物質を飲むべきですか?
急性の副鼻腔炎の多くはウイルスが原因で自然に治まるため、最初から抗生物質(抗菌薬)が必要とは限りません。軽症の場合は抗菌薬を使わずに経過を見ることが推奨されています。
抗菌薬は「10日以上症状が改善しない」「一度良くなりかけて再び悪化した」「強い顔面痛や高熱がある」といった、細菌感染が疑われる場合に医師の判断で検討されます。まずは鼻洗浄などのセルフケアから始め、不調が続く場合は病院で相談しましょう。
副鼻腔炎の症状の悩みは、ウチカラクリニックオンライン診療へ!
今回は、副鼻腔炎に伴うドロドロの鼻水、顔の重苦しさ、匂いの違和感といった具体的な症状について、そのメカニズムと共にお伝えしました。
こうした症状は、体からの無視できないSOSです。早めに適切な治療を始めることで、慢性化(蓄膿症)を防ぎ、毎日の集中力や食事の楽しさを劇的に変えることができます。「病院に行くほどではないかも…」と迷う必要はありません。
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この記事の監修者

ウチカラクリニック代表医師
森 勇磨
経歴
東海高校、神戸大学医学部医学科卒業。名古屋記念病院基本臨床研修プログラム修了。藤田医科大学救急総合内科、株式会社リコー専属産業医を経てMEDU株式会社(旧Preventive Room)創業。|ウチカラクリニック代表医師|一般社団法人 健康経営専門医機構理事|日本医師会認定産業医|労働衛生コンサルタント(保健衛生)
YouTubeチャンネル「 予防医学ch/医師監修」監修 著書に「40歳からの予防医学(ダイヤモンド社)」など多数。













