セパゾンの効果・副作用を解説!【医師監修】
「最近、不安や緊張で夜も眠れなくてつらい…」
「セパゾンという薬を飲んでいたけれど、販売中止になったと聞いて不安」
「副作用や薬の強さが心配…」
このような不安や緊張、それに伴う睡眠障害などの症状でお悩みの方によく処方されるのがセパゾンです。
しかし、「販売中止になったって本当?」「今はもう処方してもらえないの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、セパゾンの効果や副作用、正しい飲み方や代替品について、医師が詳しく解説します。
※当院では、セパゾンの処方は行っておりません。
セパゾン(有効成分:クロキサゾラム)は、脳の神経の過剰な働きを抑え、不安や緊張を和らげる「抗不安薬(マイナートランキライザー)」と呼ばれるお薬です。
心と体の緊張をほぐし、リラックスさせてくれる働きがあります。
セパゾンの種類(剤型)
セパゾンには、飲みやすい「錠剤」と、細かく量を調整しやすい粉薬の「散剤」があります。
- セパゾン錠1
- 有効成分が1mg含まれる白い錠剤です。
- セパゾン錠2
- 有効成分が2mg含まれる薄いオレンジ色の錠剤です。
- セパゾン散1%
- 有効成分が1%含まれる粉薬です。
症状や体質、年齢に合わせて、医師が適切な剤型と強さを選んで処方します。
セパゾンの成分
セパゾンの有効成分は「クロキサゾラム」です。
脳内にある「ベンゾジアゼピン受容体」という部分に働きかけることで、不安や緊張を鎮める作用をもたらします。
セパゾンの効果
脳の神経活動をリラックスさせることで、強い不安感や緊張、抑うつ気分、強迫感(ある考えが頭から離れない)、恐怖感などを抑える効果があります。
また、不安や緊張からくる筋肉の強張りをほぐしたり、寝つきを良くしたりする効果も期待できます。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
適応疾患
- 神経症による不安・緊張・抑うつ・強迫・恐怖・睡眠障害
- 心身症(胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患、循環器疾患、更年期障害、自律神経失調症)による体の不調や不安・緊張・抑うつ
- 手術前の不安を取り除くため
ストレスが原因で胃腸の調子が悪くなってしまう方や、更年期障害や自律神経の乱れからくる不調にお悩みの方などに広く使われます。
セパゾンはオンライン診療で出せる?
ウチカラクリニックのオンライン診療では、セパゾンの処方は行っておりません。
セパゾンの処方を希望される方や、現在服用中でお悩みがある方は、精神科や心療内科などの対面診療を行っている医療機関をご受診ください。
ウチカラクリニックではセパゾン以外のさまざまな体調不良やお悩み(風邪症状、アレルギー・花粉症、皮膚トラブル、生活習慣病、睡眠のお悩み、各種定期的なお薬の処方など)に対するオンライン診療を幅広く承っております。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでは、
さまざまな体調不良やお悩みに関するご相談やお薬の処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
セパゾンの使い方(用法・用量)
通常、大人の方の場合は、1日3〜12mgを3回に分けて水またはぬるま湯で飲みます。
ただし、年齢や症状によって飲む量や回数は適宜調整されます。
また、手術前に不安を和らげる目的で飲んでいただくケースもあります。
「1日1回就寝前」や「不安を感じたとき(頓服)」など、患者さんによって指示が異なることがありますので、必ず医師の指示に従って服用してください。
セパゾンの副作用
主な副作用
一般的な副作用
- 眠気
- ふらつき
- めまい
- 吐き気(悪心)、嘔吐
- だるさ(倦怠感)、脱力感
副作用が出たときの対処法
「眠気」や「ふらつき」は、約10人に1人の割合で起こりやすい副作用です。特に高齢の方は、ふらつきによる転倒に十分注意し、車の運転や危険な機械の操作は避けてください。
日常生活に支障が出るほど眠気やだるさが強い場合や、ふらついて歩きにくいといった場合は、自己判断で薬を中止せず、まずは処方してくれた医師や薬剤師に相談しましょう。
薬の量を減らしたり、別の薬に変更したりするなどの対応を検討してくれます。
セパゾンを急にやめると「離脱症状」が出る?
セパゾンを長期間飲んでいたのに、自己判断で急に飲むのをやめたり、急激に量を減らしたりすると「離脱症状」が出ることがあります。
離脱症状とは、体が薬に慣れている状態から急に薬がなくなることで、けいれん発作、不眠、強い不安、幻覚、手の震えなどが現れる現象のことです。
薬をやめたい場合は、絶対に自分だけの判断で中止せず、医師の指導のもとで少しずつ計画的に量を減らしていくことが非常に重要です。