ノイロビタン配合錠の効果・副作用を解説!【医師監修】
「手足がピリピリ、チクチクとしびれる感じがする」
「最近、疲れがたまりやすくて肩こりや腰痛がひどい」
「肌荒れやニキビの治療をしたい」
そんな方によく処方されるのがノイロビタン(ノイロビタン配合錠)です。
この記事では、ノイロビタンの効果や副作用、正しい飲み方など、医師が分かりやすく詳しく解説します。
ノイロビタン(ノイロビタン配合錠)は、体にとって大切な4種類(ビタミンB1・B2・B6・B12)のビタミンB群をバランスよく配合したお薬です。
神経の働きをスムーズにしたり、エネルギー代謝を高めたりすることで、神経痛や手足のしびれ、疲労、肌荒れなどの症状改善に効果を発揮します。
ノイロビタンの種類(剤型)
ノイロビタンは、薄い黄橙色の錠剤(フィルムコーティング錠)です。表面がコーティングされているため、ビタミン特有のにおいや味が抑えられており、小粒で飲みやすいのが特徴です。
ノイロビタンの成分
ノイロビタンには、1錠中に以下の4つの有効成分が含まれています。
- オクトチアミン(ビタミンB1誘導体):糖質をエネルギーに変え、神経の働きを円滑にし、疲労回復をサポートします。
- リボフラビン(ビタミンB2):皮膚や粘膜の健康を維持し、代謝を助けます。
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):アミノ酸の代謝を助け、神経の伝達を正常に保ちます。
- シアノコバラミン(ビタミンB12):末梢神経の修復を促し、しびれや痛みを改善します。
ノイロビタンの効果
体にビタミンB群が足りないことが原因で起こる、神経の痛みやしびれ、筋肉のコリ、皮膚や粘膜の健康などを改善する効果があります。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
適応疾患
- 体内でビタミンが多く必要になり、食事だけでは足りないときの補給
- 体力が落ちているとき、妊娠中や授乳中など
- ビタミン不足などが関係している、以下のような症状やトラブル
- 神経痛
- 筋肉痛・関節痛(腰痛や肩こりなど)
- 末梢神経炎・末梢神経麻痺(手足のしびれなど)
ノイロビタンは美容目的で使える?(保険適用外)
ノイロビタンは、美容皮膚科などで「肌荒れ改善」「ニキビ対策」「口内炎予防」の目的で処方されることがあります。
配合されているビタミンB2は「皮脂分泌のコントロールや皮膚のターンオーバー調整」、ビタミンB6は「皮膚や粘膜の健康維持」に役立つためです。
ただし、単なる「シミ予防」や「美肌・エイジングケア目的」で受診された場合は、公的医療保険が適用されず全額自己負担(自由診療)となります。保険診療で処方してもらえるのは、医師が「ニキビや皮膚炎、口内炎などの疾患の治療が必要」と診断した場合に限られますので注意しましょう。
ノイロビタンはオンライン診療で出せる?
「手足がしびれて通院するのが大変」
「肩こりや腰痛が辛くて、病院の長い待ち時間に耐えられない」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
ノイロビタンのようなお薬も、医師が適切と判断すればオンライン診療で処方が可能です。スマホで診察を受けて、自宅で薬を受け取れるため、通院の負担を減らせます。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
ノイロビタンに関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
ノイロビタンの使い方(用法・用量)
通常、成人(大人)は1日1〜3錠を、食後に分割して水またはぬるま湯で服用します。
症状や年齢、医師の診断によって飲む量は細かく調整されます。
自分の判断で量を増やしたり減らしたりせず、必ず医師や薬剤師に指示された通りの飲み方を守ってください。
ノイロビタンの副作用
主な副作用
一般的な副作用
- 腹部膨満、便秘、嘔気、下痢
- めまい
- ビタミンB2により、尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがあります。
副作用が出たときの対処法
もしもお腹が緩くなったり、軽い吐き気を感じたりした場合は、空腹時を避けてしっかり食後に服用することや多めの水で飲むことで症状が和らぐことがあります。
なお、違和感や気になる症状が続くときは、一度服用をストップして、処方してもらった医師や薬剤師に相談しましょう。
また、ノイロビタンを飲むと「尿が鮮やかな黄色になる」ことがありますが、これは配合されているビタミンB2が尿中に自然に排泄されているためです。健康上の害や副作用ではありませんので心配いりません。