ベオーバ(ベオーバ錠50mg)の効果・副作用を解説!【医師監修】
目次
ベオーバとは?効果は?
ベオーバは、有効成分「ビベグロン」を配合した過活動膀胱(OAB)の治療薬(選択的β3受容体刺激薬)です。
膀胱の緊張を和らげて広げることで、尿をしっかり溜められるようにし、急な尿意や頻尿症状を改善する効果があります。
ベオーバの種類(剤型)
- ベオーバ錠50mg :小さく飲みやすいフィルムコーティング錠です。
高齢の方などで錠剤を飲み込むのが難しい場合は、医師や薬剤師の判断のもとで粉砕して処方・服用することも可能です。
ベオーバの成分
有効成分はビベグロン(1錠中に50mg含有)です。
ベオーバの効果
膀胱にある「β3受容体」という部分に選択的に作用し、膀胱の筋肉(膀胱平滑筋)を緩める働きがあります。
これにより、膀胱が広がりやすくなり、尿を十分に溜められるようになります。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
- 過活動膀胱(OAB)における以下の症状の改善
- 尿意切迫感(急に我慢できない強い尿意を感じる)
- 頻尿(トイレの回数が極端に多い)
- 切迫性尿失禁(トイレまで我慢できず漏れてしまう)
ベオーバはオンライン診療で出せる?
「急な尿意や頻尿の不安があり、病院の待合室で待つのがつらい…」
「お仕事や家事で忙しく、定期的に病院へ通う時間が取れない…」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
ベオーバのようなお薬も、医師が適切と判断すれば、オンライン診療で相談したり、処方を受けたりすることが可能です。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
ベオーバに関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
ベオーバの使い方(用法・用量)
通常、成人にはビベグロンとして50mg(1錠)を1日1回食後に経口投与します。
食事による吸収への影響が考慮されているため、「食後」に服用するルールとなっています。
毎日決まったタイミング(朝食後など)に服用するようにしましょう。使用の際は、必ず医師や薬剤師の指示に従ってください。
ベオーバの副作用
主な副作用
一般的な副作用
- 便秘
- 口内乾燥(口の渇き)
- 残尿感
- めまい、ふらつき
- 頭痛
- 下痢
- 腹部膨満・胃部不快感
重大な副作用
- 尿閉(おしっこが出にくくなる、出なくなる)
副作用が出たときの対処法
ベオーバは、従来の過活動膀胱治療薬(抗コリン薬)に比べて、喉の渇き(口渇)や便秘といった副作用が出にくいのが大きなメリットです。
もし軽い口の渇きや便秘を感じた場合は、こまめな水分補給や食物繊維の摂取を意識してみましょう。
万が一、激しいめまいや、おしっこが全く出なくなる「尿閉」のような症状が現れた場合は、自己判断で中断せず、すぐに医師や薬剤師へ相談してください。
ベオーバの注意事項(禁忌)
使用に注意が必要な方
使ってはいけない方(禁忌)
- 本剤の成分に対し過敏症(アレルギー)の既往歴がある方(禁忌)
特に注意して使う方(慎重投与)
- 重篤な心疾患のある方
- 高度の肝機能障害がある方
- 妊婦・妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- 高齢者の方
- 授乳期、小児
併用に注意が必要な薬
併用に注意が必要な薬
- ベオーバの血中濃度を高める薬:イトラコナゾールなどのアゾール系抗真菌剤、リトナビルなどのHIVプロテアーゼ阻害剤
- ベオーバの効果を弱める薬:リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピンなど
生活上の注意(使用上の注意)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 飲み始めの効果実感 | 飲み始めてから効果を実感するまで1〜2週間以上かかることがあります。勝手に効かないと決めつけず服用を続けましょう。 |
| 勝手にやめない | 症状が良くなったからと自己判断で服用をやめると、再び膀胱が過敏になって症状がリバウンド(再発)します。 |
| 水分・カフェインの調整 | 副作用の乾燥予防で水分をとることは大切ですが、カフェインやアルコールの摂りすぎは頻尿を悪化させるため控えましょう。 |
保管方法
- 直射日光や高温・多湿を避け、室温で保管してください。
- お子さまのの手の届かない安全な場所に保管しましょう。
飲み忘れたら?
飲み忘れたことに気づいたときは、気づいた時点で1回分を飲んでください。
ただし、次に飲む時間が近い場合は1回飛ばし、次回から指定通りのタイミングで服用しましょう。
1度に2回分をまとめて飲んではいけません。
ウチカラクリニックのオンライン診療でも、定期通院をはじめとしたお薬の処方も行っています。
気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。年中無休で診察しています。


※心療内科ではシステム手数料をいただいております。
※美容目的など一部自費診療になる場合もあります。
ベオーバに市販薬はある?値段は?
市販薬
現在、ベオーバと同じ有効成分(ビベグロン)を含む市販薬はドラッグストア等で販売されていません。(処方薬のみ)
ジェネリック
ベオーバは比較的新しいお薬のため、現時点でジェネリック医薬品(後発品)は発売されていません。
薬価
| 薬剤名 | 区分 | 薬価(1錠) | 3割負担の目安(1錠) |
|---|---|---|---|
| ベオーバ錠50mg | 先発 | 139.9円 | 約125.9円 |
※2026年9月現在
※薬価は改定などで変わる可能性があります。別途、診察料や調剤料などがかかります。
添付文書
ベオーバとベタニス(同効薬)の違い
ベオーバと同じ「選択的β3受容体刺激薬」として、先発薬のベタニス(一般名:ミラベグロン)があります。
- ベタニスとの違い
- 生殖器への影響:ベタニスは動物実験で生殖器系への影響が報告されていたため生殖可能な年齢の方への使用に注意が必要でしたが、ベオーバはその影響が少なく使いやすい特徴があります。
- 薬の代謝経路:ベオーバは他の薬の代謝酵素(CYP2D6)を阻害しにくいため、他のお薬(併用薬)との飲み合わせの制限が比較的少ないとされています。
- 服用タイミング:ベタニスは「食前・食後問わず」ですが、ベオーバは「食後」と指定されています。
どちらのお薬が適しているかは、持病や併用薬を考慮して医師が判断します。
まとめ
ベオーバ(ベオーバ錠50mg)は、過活動膀胱による急な尿意や頻尿、尿漏れを和らげる効果的なお薬です。
口の渇きや便秘といった副作用が少なく、継続して治療を行いやすいメリットがあります。
「急な尿意で外出するのが心配」
「忙しくて皮膚科や泌尿器科に通う時間が取れない」
そんなときは、ウチカラクリニックのオンライン診療が便利です。
- スマホやPCがあれば、全国どこからでも受診可能
- 対面診療と料金は変わらず、安心してご利用いただけます
- お忙しい方でも安心の年中無休で診療
- 処方された薬は郵送、またはお近くの薬局で受け取り可能
尿のお悩みを一人で我慢せず、ご自宅からお気軽に医師へご相談くださいね。
よくある質問(FAQ)
妊婦・授乳中でも使えますか?
妊婦さんや授乳中の方への安全性が十分に確立されていないため、原則として治療上の有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合のみ使用されます。
授乳中の方は、母乳中への移行が報告されているため、授乳の継続または中止を検討する必要があります。事前に医師へお申し出ください。
子どもでも使えますか?
お子様への安全性は確立されていないため、基本的には成人の過活動膀胱に対して使用されます。
運転はできますか?
基本的には運転に支障をきたしにくいお薬です。
ただし、まれに副作用として「めまい」や「傾眠(眠気)」が現れることがあります。服用初期にめまいや眠気を感じた場合は、車の運転や危険を伴う作業を控えるようにしてください。
いつから効き始めますか?
早い方で服用開始後1週間前後、通常は2〜4週間ほどで十分な効果を実感できるようになります。
飲み始めて数日で諦めず、まずは指示された期間しっかりと継続して服用してみましょう。
お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?
ベオーバの服用中はお酒(飲酒)を控えることをおすすめします。
アルコール自体に強い利尿作用があり、自律神経を刺激して過活動膀胱の症状(急な尿意や頻尿)を悪化させてしまうためです。また、めまいなどの副作用が増強する可能性もあります。
症状が改善したら途中で飲むのをやめてもいいですか?
「症状が楽になったから」と自己判断でベオーバを飲むのをやめてしまうと、膀胱を緩める作用がなくなり、再び膀胱が過敏になって激しい尿意や頻尿が再発してしまいます。症状が落ち着いても、医師の指示に従って服用を続けるか、慎重に減量・中止のタイミングを相談しましょう。