グリチロン配合錠の効果や副作用を解説!【医師監修】
「湿疹や肝機能の数値でグリチロン配合錠が出されたけれど、どんなお薬?」
「グリチロン配合錠を飲むと太るって本当?二日酔いにも効くの?」
慢性的な肝障害や湿疹・アレルギー症状でよく処方されるお薬がグリチロン配合錠です。
この記事では、グリチロン配合錠の効果や仕組み、太る・痩せるという噂、二日酔いや美容・脱毛症への影響、副作用や注意事項について、医師が詳しく解説します。
グリチロン配合錠は、グリチルリチン酸一アンモニウム、グリシン、DL-メチオニンの3つの成分を配合した抗炎症・肝機能改善薬です。
肝臓の炎症を抑えて細胞を守る働きや、皮膚のアレルギーや炎症を鎮める効果を持っています。
グリチロン配合錠の種類(剤型)
グリチロン配合錠は、白色のフィルムコーティング錠です。
水などで飲みやすい小さな錠剤タイプで、持ち運びにも適しています。
グリチロン配合錠の成分
- グリチルリチン酸一アンモニウム
- 抗炎症作用、抗アレルギー作用、肝細胞保護作用を持ち、炎症や細胞の破壊を抑えます。
- グリシン / DL-メチオニン
- 肝臓の解毒代謝を助けるアミノ酸です。グリチルリチンによる電解質代謝への副作用(偽アルドステロン症)を和らげる役割も失わずにサポートします。
グリチロン配合錠の効果
肝臓の炎症を抑えて酵素値(AST・ALT等)を改善する効果や、アレルギー反応に伴う皮膚の赤み・かゆみを抑える効果があります。
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
適応疾患
- 慢性肝疾患における肝機能異常の改善
- 湿疹・皮膚炎
- 小児ストロフルス(虫刺され等による強いかゆみ)
- 円形脱毛症
- 口内炎
グリチロン配合錠は美容目的で使える?(保険適用外)
皮膚科や美容皮膚科において、アレルギーに伴う肌荒れやニキビの炎症・赤みを抑える目的で処方されることがあります。
ただし、保険診療として処方できるのはあくまで「湿疹・皮膚炎」などの病態に対する治療に限られます。
単なる「美肌・エイジングケア目的」で受診された場合は、公的医療保険が適用されず全額自己負担(自由診療)となりますのでご注意ください。
グリチロン配合錠はオンライン診療で出せる?
「湿疹や肝機能の改善で継続したいけれど、病院の待合室で待つのが大変」
「通院の手間を減らして、自宅で手軽に医師に相談・処方を受けたい」
そんな方に知っていただきたいのが、オンライン診療という選択肢です。
グリチロン配合錠のようなお薬も、医師が適切と判断すればオンライン診療で処方が可能です。
スマホで診察を受けて、自宅で薬を受け取れるため、通院の負担を減らせます。
ご自宅や職場など、好きな場所からスマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられ、お薬も自宅に届けてもらえるので、通院の手間や待ち時間をぐっと減らすことができます。
ウチカラクリニックでも、
グリチロン配合錠に関するご相談や処方をオンライン診療にて承っております。
特に、「体調が悪く外出がつらいとき」や「仕事の合間に受診したい」などに、オンライン診療は便利です。経験豊富な医師が親身になってお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。
グリチロン配合錠の使い方(用法・用量)
通常、成人には1回2〜3錠、小児には1回1錠を1日3回、食後に経口投与します。
年齢や症状により適宜増減されますので、必ず処方した医師の指示に従って正しく服用してください。
グリチロン配合錠の副作用
主な副作用
一般的な副作用
- 電解質・循環器系症状
- 血清カリウム値の低下
- 血圧上昇
- むくみ(浮腫
- 体重増加 など
- 腹痛
- 頭痛
重大な副作用
- 偽アルドステロン症
- 横紋筋融解症
副作用が出たときの対処法
グリチロン配合錠の服用で特に注意したいのが、電解質のバランスが崩れることによって起こる「むくみ」や「手足のだるさ」です。
これらは重大な副作用である「偽アルドステロン症」や「横紋筋融解症」の初期症状である可能性があります。
もし手足がだるい、力が入らない、筋肉痛がする、まぶたやすねがむくむ、急激に体重が増えたといった違和感に気づいた場合は、自己判断で放っておかず直ちに服用を中止し、速やかに医師や薬剤師に相談してください。